不妊治療の前に肝と腎も疑ってみてください。③

肝はのびの~びしたい、のびの~びさせたいのです。

強すぎることもなく、弱すぎることもなく、ほどよくバランスよく。

さあ、です。

肝は、血の貯蔵というより、体各部への血液量を調節する作用があります。

肝血が不足したり、血の滞りによる血が肝の異常によってみられます。

血と関係が深い皮膚や毛髪の異常、しびれ、睡眠障害などの症状がでます。

過度な肝の陽は、高血圧
に相当するので、

中医学では、高血圧の治療には、主に肝から治療します。

また肝血には、目、筋、女子胞(卵巣・子宮)などの組織に

特別な栄養物質を提供し、出血を防止する重要な作用があります。


肝血不足が、月経血減少や逆に過多月経になったりします。

昔の人は言いました。

「産後の女性に本を読ませてはいけない」

なぜかというと、お産をした女性は目が弱っているからです。

中医学では、肝と目は「経絡」でつながっていると考えます。

肝の働きの一つは「血を貯蔵すること」。

肝にためられた血が経絡を通して目に送られると、

目は栄養を受けて元気になると考えます。

お産の時に、女性はたくさんの血を失います。

すると肝の血も足りなくなり、目も疲れやすく、弱りやすくなるのです。

お産で弱った体を守る知恵なのです。

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