バカヤロー経済学/エルピーダに異例の支援 公的資金投入

バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)

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竹内 薫
晋遊舎
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P93より引用

●何で民間企業を税金で助けるの？

企業の関係者って働いている人とお金を出している人に分けられるんです。さらに働いている人は経営者と従業員に分けられるんですが、経営者を助けることは絶対ないでしょ。だって、この人たちは今まで高い給料をもらってたんだから(笑)。次に、その会社の従業員を助けるということもない。なぜかと言うと、従業員はクビになっても失業保険があるでしょ。だからそれで終わり。

問題はお金を出している人なんだけど、これは出資者と債権者に分けられるんです。でね、出資者を助けるということはまずありません。なぜなら、リスクを承知の上で出資しているわけですからね。ただ、債権者だけは助けることがあるんです。

この本は良いですね。面白おかしく経済の基礎が学べます。上記の文は非常にわかりやすかったので、自分の勉強用にちょっとメモ書きしただけです。

エルピーダに異例の支援　公的資金投入

エルピーダ、パイオニア...業績不振企業は資本注入で復活するか