スイスに来て最初の頃、
子供達が好きな味のお菓子が見つからず
母にぼやいたことがありました。
その時、住所が決まったら送ってあげるよー
と言ってくれていた母から
とうとうその約束の小包が届きましたー!
ってうっかり不在通知になっちゃったよ。
家にいたのですが、
短いベルがジーっとなるだけなので
まだ聞き慣れていなかった私は
空耳かと思ってスルーしちゃったのです…>_<
日本から4日ほどで届いたみたいです。
EMS便、早くて優秀!
5kgで9800円の送料に母はえらく驚いたそうです。
中身は3000円くらいですからね。
再配達は有料らしいので取りに行くことに。
受け取りには、不在通知と身分証明書がいります。
私の場合はパスポートのオリジナルなのですが
ドジな私はうっかり忘れて二度足踏みました…
窓口で不在の紙を見せれば、何も言わずともすぐに出して来てくれました。
おお、なんか日本語が書いてあるダンボール~‼︎
わーいわーい!ありがとうお母さんっ‼︎
え?ああ、IDですね。
はい、パスポートどうぞー
…
…
え?
何ですって?
…
…
Pardon?
…
…
…
なんだか
…
…
君の宛名じゃないんだけど
と言われているようです。
宛名が誰になっていたかというと
Ruedes
えーと…誰?
(´Д` )
知り合い?友達?
君のパスポートの名前と違うよね。
引っ越してきたばかり?なるほど。
じゃあ前の人かな。
とにかく間違えだから、この紙はポストに入れておいて。
じゃあまたね。
みたいなことを言われあえなく下げられる小包…
えー❗️うそやろー❗️
絶対それうちのお母さんからのやつやー!
ちょ、ちょいよく見せてなー
1度確認させてプリーズ❗️
と言いたいものの、
言葉が不自由すぎて粘ることもできず 泣
Ruedesの謎も解けずで
1度引き下がってしまったのです。
が❗️❗️
いや、このタイミングで日本からの荷物って
絶対絶対お母さんの荷物やろー
何かの間違いに違いない!
と思い再び並び直して窓口に再交渉。
違う人の窓口で再度説明、
同じことを言われたのですが
今度は粘ってみます!
母が小包を送ってくれているので
それだと思うから確認させて欲しい!
…という気持ちで単語を必死に繋ぎます。
途中で最初に対応してくれた人が出てきて、今対応してくれる人と何やら言葉を交わします。
…encore…
また、って今言ったよね⁈
前後の文脈は謎ですが
その人さっきも来たよーまた来てるの?
的な会話なんだろなー…f^_^;
ドキドキしながら窓口の人が色々調べているのを待つこと5分くらいでしょうか。
ついにお姉さんが
「あぁ、なるほどね。確かにあなたの荷物よ、お母さんからの。」
と納得してくれて、やっと荷物を渡してくれました~~~‼︎感涙‼︎
クレジットカードの読み取り機械が電子サインを兼ねていて、
そこにサインして終了。
無事にGETできたのでした~!
子供達がアレコレ触りたくてウロウロするのを阻止しながらなので
結構疲れました。(;^_^A
しかしなぜ宛先が謎の名前だったのか?
不思議で仕方なかったのですが
家に帰って、じっくり伝票を見て謎が解けました。
確かにRuedesと書いてありますね。
一番上に。
そう、こちらでは名前を先頭に書くので
これが名前だと思われたのです!
肝心の私の名前は一番下に書いてありました。
つまり日本式の順番で。
そしてRuedesって何よってことなのですが
正確にはRue des XXs
つまりXX通りということで住所です。
書き慣れない母がうっかり繋げてしまった模様。
という訳で、海外の住所に馴染みのない人が小包を送ると
書き方がわからずトラブるということがわかりました 笑
皆様もご注意くださいね~!