香港ミシュラン1つ星、「アジアのベストレストラン50」では2020年に1位を獲得した「大班樓(The Chairman/チェアマン)」に行って来ました。素材を生かしたシンプルな広東料理が人気ということで以前から一度行ってみたかったのです。
え?ここ?と不安になる位の華やかな肩書とはギャップのあり過ぎる地味なレストランの外観。内装も中華料理らしからぬシンプルさ、こじんまりとしたお店です。
Smoked Baby Pigeon with Longjing Tea and Chrysanthemum(半身)
鳩を烏龍茶と菊でマリネして燻したもの。初めて嗅ぐ上品で香ばしい香り、皮も身も美味しい!が、小骨が多い&そこに身が隠れてるので原始人のようにかぶりつく羽目に。一緒に食べる相手を選ぶ一品です。
Steamed Fresh Flowery Crab with Aged ShaoXing Wine and Fragrant Chicken Oil
そしてメインは花咲蟹を紹興酒で蒸した別名「酔っ払い蟹」、こちらのお店の名物です。
甲羅を取ると、裏には蟹味噌~。ふっくらした身がぎっしり詰まった立派な蟹さんでめちゃ美味しそう!蟹フォークとフィンガーボールも出てくるので、ここからはひたすら身をほじくる作業のスタート笑
蟹肉だけでなく、横に付いてくる腸粉みたいな麺もソースを絡めて頂くと止まらなくなります。お腹一杯!
The Chairman's Soy Sauce Chicken
もう1つのメインはお店の名前がメニュー名に付いちゃってる豉油鶏にしました。パッと見味付けが濃そうですが、これがまた全然しょっぱくなくていいお味。お肉はホロホロで油っぽくないです。香港名物のこのような鶏や鴨などの「焼味」、油っぽくて実は好んであまり食べないのですが、これは美味しい。でも食べきれずこちらは持ち帰り。お家で楽しませて頂きます。
なのに炭水化物。白飯かお粥か食べるかと聞かれて思わずお粥を頼んでしまいましたが、これはチキンのお供という位置づけのようで、全く味がしなくて美味しくない笑 久々病人食のお粥を食べました。ということで、ここは白飯が正解でしたね(もう食えんけど)。
デザートは、Double-boiled Chinese Sweet SoupとChinese Puddingsを。
杏仁の温かいスープはザ・中華デザートです。メニューには「Sweet」となってますがほとんど甘くなかったです。デザートはどちらもおまけみたいなものかな(失礼)。
店内はこのような感じ。天井割と低め、なのにこの時は上の階がたまにドンドン何か工事してました(香港あるある)。
全体的にお料理も店内も余計なものは一切ない、でも手抜きも一切ないこだわりを感じました。シンプルなようで味は複雑、お家では絶対マネ出来ない美味しい広東料理でした!
お店を引きで撮ってみた。上の階お布団干してます笑
ちなみに予約は電話もしくはwhatsAppで。約1カ月前で普通に取れました。
◆The Chairman
Add.: G/F, 18 Kau U Fong, Central
Tel.: 25552202
↓かわいいレンゲ♪
↓デザート、フルーツの盛り付けにあると便利!
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