こんにちは。ゆんたくシーサーRadioのソラジョ、0G女子のゆかりんこと

上原由佳利です。ゼロG女子の由縁は、無重力実験に参加した経験があるからです。

どうぞ、宜しくお願いします(*^-^*)

 

アメリカの航空宇宙博物館を色々と見てきたのですが

日本と大きく違う点が二つあります。

 

音符一つ目は、ほとんどが実物を集めているところです。

その迫力ある大きさと、

経験を経てきた機体などを目の当たりにして、

圧倒的な感動を与えられます。

音符二つ目は、航空宇宙の分野は、

先端技術であると言う特質性があり、

兵器として使われてきた歴史がありますが、

多くの子供たちにその兵器を含めた軍事史を教えている点です。

各博物館の中で、教師と子供たちの学びの場や、サマーキャンプなど

多くの機会を催し、

アメリカの軍事史を教えているのです。

 

2016年12月、

初めてのワシントン DC のスミソニアン航空宇宙博物館を訪れました。アメリカ

第二次世界対戦時の

日本との太平洋戦争における

軍事史を公開したコーナーもありました。

本物の零戦も展示されていましたが、

プライベートスクールの制服を着た子供たちが教師に引率されて、

社会見学に来ていたところに出くわし、目が覚めた思いしました。

 

日本では、日本

小さな子供達に本物の兵器を展示し、

軍事史を教えるということは考えられません。

ましてや戦闘機やミサイルなど

開発の歴史や技術、構造、効果などを教えていることに驚愕しました。ガーン

 

日本では

戦前の日本の戦争は全て間違っていた、

二度と戦争はしてはいけない、

故に日本が開発してきた戦闘機や戦車などの兵器は

全て封印されている状態だからです。

子供に教えるのはもってのほか、

という考え方で教育されてきました。

 

【中島飛行機 「隼」一型丙 日本の戦闘機は世界中にファンがいる】

 

多くの子供たちが見学している様子を見て、

アメリカにおける航空宇宙産業の土壌は広く、

人材の豊富さは計り知れない、

と脅威に感じました。

 

今でも日本では、

航空宇宙を語る時、

よほどオタクか、変わり者、

という印象を持たれますが、

アメリカではそうではありません。

身近に航空宇宙の話題があるのです。ロケット

 

 

大富豪ポールアレンが創設した

ワシントン州シアトル郊外にあるフライングヘリテージコレクションもUFOロケット

教師と子供たちの社会見学に適した学びの機会を与えています。

 

これらの展示は、双方向型マルチメディアを通して、

米国の歴史全体にわたる軍事衝突の根源の探究を目的としています。

 

貴重な歴史資料、大型タッチスクリーンで、

訪問者が歴史を疑似体験し、

主要人物、技術、大衆文化のレンズを通して紛争を調査し、

歴史上のアメリカの紛争の原因、設定、出来事、象徴を探求し

発見することを手助けしています。アメリカ

 

数々の希少で貴重な兵器の遺産を展示し、

『なぜ戦争なのか?』  と問いかけ、

 

【旧ドイツ V2ロケット】

 

ストレートに、

“ What would you do? あなたならどうする?”

と判断と決断を促しています。

 

 

歴史を探索するだけでなく、

世界のリーダーとしての役割を担うことにチャレンジできます。

 

【史上初の社会主義国家であるロシア・ソビエト共和国を樹立したレーニン】

【旧大日本帝国の精神性と文化を紹介】

 

4つの双方向マルチメディアで、世界を変える状況に置かれ、

重要な選択をシミュレーションできるのです。

 

さらに、対話式のタッチスクリーンを使えば、

核兵器が時間とともにどのように成長してきたかを探索し、学ぶことができます。

 

日本に投下された2つの爆弾、

ファットマンとリトルボーイの実物大の詳細なレプリカが置かれ、

核兵器について考察することを求められます。

 

【ファットマンとリトルボーイが並んで展示されている】

 

そこには、アメリカ側の視点、第2次世界大戦を終結させるために投下されたこと、その有用性について、と書かれていました。

 

 

広島の街のパネル、

原爆投下したエノラゲイの乗組員の貴重な手記も展示されています。

 

 

その内容のブログはこちら↓

「エノラゲイ 副操縦士ロバート・A・ルイスの生記録」

https://ameblo.jp/yuntaku43/entry-12504053464.html

 

 

ふるさと広島を思い起こしながら

日本人としてそこに立っていることに、

複雑で不思議な感覚を覚えました。日本

 

なぜ戦争になったのか、原爆が落とされたのか、

日本側の主張や思いが湧き起りました。

己を知り、相手を知ることが、

客観的に世界史を理解する出発点であること。

そのためには、日本側も軍事史を編纂し、学び、研究しなければならないと思います。

兵法の極意は、戦わずして勝つこと。

 

我が国を守るための防衛力は自ら持たなければならないと、

世界史を学ぶたびに、その思いが沸き上がるのです。

 

コロナ禍で、世界は大きく変わっていき、

アフターコロナの時代のリーダーはどの国なのか、

現代の日本は、世界の主要国であるようで、

実体はない、幽霊のような国です。

共業(ぐうごう)ともいえる現在の痛みと

困難を乗り越えながら、

精神的支柱を立てていかなければならない時を迎えています。

 

沖縄スペースポート誘致委員会HP↓

https://www.okinawa-spaceport.com/

 

 


 

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