538段、紀三井寺のおよそ倍か…時間さえかければ・・・

石段があれている。和歌浦天満宮みたいな感じか・・・ちょっとこわいけど

ここに登りたかったので晴れの日を狙って日帰りで来ることになったのです。雨だと危ないそうで・・・予約してたら天気は選べませんものね。

 

事前予想は大きく外れ、恐怖のどん底に

 

神倉神社は権現山の中腹に鎮座し、熊野三山に祭られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承を持つ古社。

天の磐盾(あまのいわたて)という険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である五百数十段の急峻な急段を上ったところにご神体のごと引き岩があります。

 

 

この石段は源頼朝公が熊野信仰のために寄進されたと伝えられている急勾配の鎌倉積み石段です。

体感、岩でできた梯子を上ってる~~💦

怖くて立ってられません。両手で前の石をつかんで這い上がってます。

ひょいひょいと上がって「恥ずかしい。」とさげすむように見下ろす娘

でも立ち上がれと言われても立てません。

怖すぎです~~~笑い泣き

 

毎年2月6日には白装束に荒縄を締めた約2000人の「上り子(のぼりこ)」と呼ばれる男子が御神火を移した松明を持ち、神倉山の山頂から急峻な石段をものともせず暗闇のなか駆け下りる御燈祭りがあります(現在コロナで変更あり)普通に上るだけでも怖いのに暗闇を駆け降りるって…けが人とかでないのかしらん。怖すぎです。

 

途中マスクと眼鏡をしていて、眼鏡が曇って階段が見えにくくなりました。思わず眼鏡をはずしてウエストバッグに引っ掛けました。

あとでなぜマスクのほうを外さなかったのかと娘に怒られました。

恐怖のあまり頭がパニックだったんですね。そのまま眼鏡のことはすっかり忘れて…

夕方帰る間際に気が付きました。

ない!!どこかでおとしてしまったようです。

持ってるメガネの中で一番新しくて一番高かった眼鏡笑い泣き

 

 

3分の1くらいこの調子で登ったでしょうか

途中からは緩やかになり、立ち上がれました。ほっ

「ここまで来たら半分登ったのと同じだよ。」と声をかけられました。

この後は割と緩やかな階段です。

周りの人が

「帰りは女人道から帰りなさいよ。」と…う回路があるようです。

そりゃ前むいて進むのであのへっぴり腰ですから、下を向いて降りるのなんて無理すぎ~~チーン

 

五百数十段は怖くはあったけど思ったよりしんどくはなかったです。

そして登った先には神々しいほどの巨岩

ごとびきとはガマガエルのことらしいです。

 

ごと引き岩大迫力

願いは「無事に降りられますように…」

 

そして三重と和歌山を見晴らせる絶景(もうすこし木を切ってほしいけど木を切るのも許可がいるそうで)

 

帰りの女人道は普段散歩してる山道みたいな感じなので楽勝~~。

前回ツアーで熊野速玉大社を訪れたとき見かけて、気になってた神社だったので怖かったけど大満足です。

ちなみにここの御朱印は熊野速玉大社で頂けます。

 

続く