この日曜日
京都へ師匠宇高通成の舞台を観に行きました。
演目は
「鷺」
この演目は、
少年か老人のみが演じることを許されているというのです。
直面(ひためん)で白装束で純粋無垢を表してることからとも言われます。
直面というのは、能面を付けずに演じることを言います。
還暦に許されると伝わるそうですが
どうも能楽の世界では、十年ほど若くカウントされるようで、古希の祝いに許されることとなりました。
そんなですので、初めて観ました。
(あらすじ)
帝が平安京大内裏の神泉苑に行幸した時のこと。帝は、水辺に休む鷺をご覧になって、蔵人に捕まえるように命じますが、なかなか捕まりません。そこで蔵人は勅命であると鷺に伝えると、鷺は自ら地に臥し畏まりました。その姿に感じ入った帝は、その蔵人と鷺に「五位」の位を授けました。すると鷺は喜び舞います。勅命に従う鷺を放せとの宣旨に、喜び勇んで鷺は飛び去りました。
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この舞は、鷺が水辺で、羽を広げたり閉じたりしながら、足先で水をパシャパシャする動きが繰り返され、荘厳で美しい舞でした。
綺麗な五位鷺のお写真を見つけました。
お借りします。
岐阜大学のサイトのようです。
ありがとうございますmm
