#28「隠された記録」

【ちょっと!瞻基が死んだらどうしてくれんのよむかっ朱棣!】の回

 

 

宮廷の重鎮、楊士奇らは、皇太子の病状を侍医から

皇太子を直すのは、もはや神さえも無理だと聞きます。

皇族の診療録は、侍医が直接陛下に届けるのが決まりだが

楊奇士らはその診療を握りつぶします。

軍報と一緒に届ければ、漢王と趙王の目に入ってしまい

帝位争いになるという恐れからでした。

 

皇太子は病床にいましたが、書斎で会議をするといいます。

皇太子妃は無理しないようにと言いますが、皇太子は

「息子を戦地にとられている。支援しなくては。見捨ててもいいというなら休む」

と言って聞きません。

もはや薬を飲むのもやっとの皇太子ですが、そういわれて皇太子妃は

何も言えません。

 

戦地では雨が降り、大砲が使い物になりません。

戦況は悪くなるばかり。

そんな中、戦路について漢王・趙王と瞻基が対立。

言い過ぎた瞻基に、永楽帝は怒り、先鋒を務めるように指示。

負けて帰れば斬るとまで。

于謙も瞻基に勝ち目はないと忠告しますが、もはや聞く耳を持たない

永楽帝に何を言っても無駄で、瞻基は自分が死んだ時に初めて後悔するだろうと言い

出発します。

 

草原の覇者、マフムードもまた、最後の戦いになるだろうと予測し、

負けるかもしれないと思い、孫のエセンを戦いには参加せず

逃げてオイラトの血筋を守れと指示。

 

都では、皇太子妃が漢王妃と趙王妃から戦況をしつこく聞かれると

皇太子に訴えてきました。

皇太子と一緒にいた若微は、自身で調べた将校の履歴から

漢王妃も趙王妃も戦況は知っているから、実のところ皇太子の体調を

知りたいのではと進言。

皇太子も、二人にその事については一切漏らすなと口止めします。

妻子の為に休めと言う皇太子妃に対し、妻子のためだからこそ

ここまで精を出すという皇太子に、それ以上は何も言えません。

 

翌朝、三峡での戦いが始まりました。

先鋒を務める瞻基が、一番に突撃して行きます。

三方から敵に攻められる瞻基の軍を危ぶんだ樊忠将軍は、永楽帝に

全滅するから先鋒隊を撤退させるよう進言しますが、永楽帝は

朱家の者は逃げ帰ったりしないと聞き入れません。

 

あんなに可愛がっていた瞻基でさえ、見捨てようとする永楽帝が憎いえーん

 

死闘を繰り広げている中、自兵に混じって聶興が瞻基に向かってきます。

瞻基も迎え撃とうとしますが、敵兵に頭を強打され、倒れてしまいます。

意識が朦朧とする中、聶興はすぐそこまで迫っていて。。。

 

ここで瞻基が死なない事は、1話で分かっているけど、

永楽帝の冷徹さにはなんだか悲しくなりました。。。

それが戦と言われれば、そうなんでしょうけども。

 

 

 

#29「雪中の戦い」

【なんであんな優しくて悲しい手紙を書くの?瞻基素敵ドキドキ】の回

 

朦朧とする中、剣を構えてまっすぐ瞻基に近づいてくる聶興。

瞻基は身動きすら取れません。

そこに敵兵が瞻基を討とうとしますが、その時聶興がその剣を払い

瞻基を助けます。その後、聶興は敵の剣に刺され、瞻基の目の前で

倒れます。最後に瞻基の鎧に剣を振り下ろし。。。

瞻基は、支援に来た樊忠将軍の部隊に助けられますが、その時

もう力も残っていないのに、聶興の体も引きずり、一緒に連れて帰ります。

 

この場面、瞻基の優しさが見えて泣いてしまいました。。。汗

 

天幕で聶興の射られた胸元を止血している瞻基。

「来世ではお前に私を殺させてやる」と言う瞻基に、

聶興はもう答える事もできません。

そんな中、永楽帝が瞻基を心配し、天幕に訪れました。

右肩を負傷している瞻基。

永楽帝に撤退を進言したい瞻基ですが、永楽帝の心がいたいほど分かる

瞻基は言い出せません。

雪も降り出し、ますます不利になる中、一人涙を流す瞻基。

天幕では、聶興が息絶えていました。

 

皇太子府で、いつものように奏状に目を通し、返信している皇太子と若微。

あまたある奏状の中で、表書きのない奏状を見つけます。

若微が中を確かめ、笑顔を見せながら

「皇太孫殿下の文が」の言葉に、皇太子も笑顔になります。

若微が手紙を読み上げます。

冒頭の挨拶以外は戦況と永楽帝に撤退を勧めるようにというお願いでした。

これでは奏状だ、他に手紙はないかと皇太子から言われ、見たらもう1通

手紙が。それは若微への手紙で、読むや否や、若微の瞳からは涙が。

聶興が自分をかばって死んだと書かれていました。

「聶興の骸は、大明の将兵たちと同じ場所へ埋葬し、そこに眠る大勢の勇士たちと

友になれるであろう。また、もし自分が帰還できぬなら、それは良き事なのかも。

来世では君と何のしがらみのない、普通の民として会いたい」と書かれていました。

若微はむせび泣き、また皇太子は帰還できないかもしれない状況に心を痛め

血を吐いてしまいました。

 

漢王は、皇太子が都の兵を交代させたとの情報を趙王に告げますが

趙王はそれ以上の情報を持っており、皇太子の体がもたないことも

知っていました。

二人は命を奪い合わないと誓い、結託します。

 

皇太子府では、皇太子妃が善祥と若微を呼び、瞻基を呼び戻したほうがいいか

相談していました。

善祥は、瞻基を呼び戻した方がもし万が一があった時に瞻基がすぐ即位できる

と口にし、皇太子妃から

「皇太子が積み上げていたものを、皇太孫妃の妄言で台無しにする気なのか。

もし漏れたら、皆殺しになる」と叱責します。

若微は、瞻基も陛下の体の事は心配しており、もし万が一の事があったら

漢王・趙王が野心をあらわにし、靖難の再来になる事を危惧していた。

呼び戻した方がいいと進言。

 

皇太子妃は、涙をこらえながら皇太子に静養したら元気になると言います。

しかし皇太子は、「私の余命はいかほどだ?」と問い、泣く皇太子妃に

瞻基へ手紙を書くようにと指示。

 

善祥は、若微の部屋を訪れ、陛下は重病で帰還できない。

私たちは死を待つだけ、どうするつもりかと問いますが、若微は

「わたしは皇太孫と約束した。ここで待つ。」と返事をします。

 

戦は雪が降り休戦状態でしたが、永楽帝の奇襲で優勢にたちます。

遊牧陣のマフムードは、負けると予測し孫のエセンに1000の精鋭と逃げるように

指示します。

永楽帝は、追い打ちを掛けるよう大砲を前進させるように指示しますが

于謙は昼間は動きが露呈してしまうので辞めるよう強く言いますが

永楽帝は聞き入れません。

 

逃げる途中のエセンの元に早馬がやってきて、

大砲が動いたから、明の本営は手薄であるという報告を受け、

逃げるのを止め、本営を意気揚々と目指します。

 

以上が29話でした。

瞻基からの手紙のシーン、珍しく若微が感情を露にしていて

すごく好きな場面ですドキドキ

聶興の死も、ものすごく悲しんでいましたが、瞻基がもしかしたら

帰還できないかもと読むシーンでも、すごく泣いていて、、、

好きになってきたんだよね?そうだよね???と思いながら見ましたおねがい

 

瞻基は本当に若微の事大好きだから、いろいろ気を遣っているし

若微が悲しむ事はしない所が大好きラブ

 

でも、一つ疑問だったのは、聶興はほんとに瞻基のことかばったのかな?

他の者に殺させたくなくて、結果的にかばった事になったんじゃないのかな?

そして、それを知っていたからこそ、瞻基は最後にあの言葉を掛けたのかな?

だとすれば、若微にあんな報告ができたなんて、ほんとに優しすぎるなドキドキ恋の矢

 

瞻基の答応か美人にしてくれないかなラブ

無理かwww