半獸に姿を変えたジャギョンがムソクをおんぶして戻ったのは夜中で
おとうしゃは心配で心配で心配で
ジャギョンを見た時はほぅっとため息をついたものだった
ジャギョンから聞いた話にも何度も何度もうなずいて
ジャギョンに一緒に住めないかと持ちかけた
ジャギョンとてこの小虎を愛しいと思う
この小虎は虎同士どころかなにもわかっていない
一緒にいて教えてやろうか…
ジャギョンはおとうしゃの提案を受け入れた
おとうしゃは気にしていたのだ
やっと虎としてのこれからを教えてあげられる…
おとうしゃがうんうんとうなずいてジャギョンの肩をぽんぽん叩いた
孤独を友として育ったジャギョンに家族が出来た日でもあった
ジャギョンおにいしゃんと僕、ムソクでし!