どうしても カフェ虎 | バンビとイチゴの物語

バンビとイチゴの物語

可愛かったりましめなホミンです



まだ真っ暗な早朝の寒い空気の中、ムソクは小高い丘へ歩いた

あっ霜柱!
サクッと踏みしめる

ムソクは胸に大事な人を思いつつ歩いた

あの人とは年に1~2回程しか会えない
いまその人は韓国男子の義務を果たしに行っている


ムソクは見送りにも行けない

彼がいく日のずいぶん前に手紙を送った

彼は返事をくれた

『いってきます

帰ったら元気な姿を見せて!』

短いけど嬉しい返事だった


入隊した彼を思い、空を見上げた

逢いたいなぁ…


この青い空はあの人へと繋がっている


逢いたければ空を見上げたらいつでもあの人がいる


早く帰ってきて



ムソクは太陽のようなあの人を思った