日本で撮影されたMVがエモくて素晴らしすぎて何度見てしまった、RIIZEの「Love 119」、1月24日にJapanese Ver.が公開されました!
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「Love 119 (Japanese Ver.)」の配信がスタート&MVも公開しました!
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メンバーからコメント動画も到着!ぜひ沢山聴いてください♪
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原曲と日本語Ver.のMV👇
いきなり「パッと My heart」って始まって、は?!😱
「뺏긴 My heart」(YouTube日本語訳:奪われた My heart)が、「パッと My heart」って、めちゃくちゃ軽い💦
「パッと奪われた」ってことなんでしょうけど、何度も繰り返されるサビなので、違和感しかないというのが正直な感想。
でも、この他に気になったのは、「이 모든 게 내가 널 좋아하는 건가」(この全てが僕が君のことが好きということなのか)が「君のこと全てが 好きだよ」という陳腐な歌詞になっていたことくらいで、音節も意味もよく考えられているなって尊敬✨
原曲の歌詞と音節数が大体合っていたり、似ている音を使っていたりして、聴きやすいです🥰
で、2つのバージョンを合わせてみました!
音も両方入れているのですが、アプリが0.2秒刻みしか操作できないので、完全には合わせられなくて、音が少しズレてしまってたり、割れてしまってたりしています💦
歌詞は、一番上が原曲の歌詞、真ん中が原曲のYouTubeの日本語訳、一番下がJapanese Ver.の歌詞です。
冒頭部分、原曲ではソヒ、日本語バージョンではショウタロウが演技しているのですが、一緒に見てもそれぞれかわいいです😍
原曲とJapanese Ver.の歌詞の違い、学生時代に言語学を勉強しただけの素人ですが、音と意味について少し考えてみました。
原曲:뺏긴 My heart (奪われた My heart)
日本語詞:パッと My heart
※「뺏긴」も「パッと」も2音節。「ㅃ」は濃音なので、日本語のパ行子音とは調音法が違うけど、どちらもIPAでは[p]の記号が使われ(濃音を表す記号がないから便宜的に[ˀp]など)、調音点が両唇で同じで、無声音なのも同じ。「뺏」の最後も「パッ」の最後も、歯茎で閉鎖の持続があるので、そこも気にして日本語詞をつけたんだろうなという感じ。ただ、「뺏긴」は子音で終わっていて、「パッと」は母音で終わっていて、伸ばすところでもないので、最後がかなり違う印象。
※「パッと」は意味的に違和感ありまくり。原曲の意味を考えると、「パッと奪われた」ってことなんだと思うけど、「パッと My heart」は動詞を限定していないので、「My heart」がパッとどうしたんだ?って疑問だし、「パッと」がなんかめちゃくちゃ軽くて、奪われた感はない。
原曲:시작됐지 이건 Emergency (始まった これは Emergency)
日本語詞:揺れる Beat 今 Emergency
※「시작됐지」も「揺れる Beat」も4音節(英語「Beat」は1音節)。「지」も「Beat」も母音が同じ[i]で、その点も心地いい(「Emergency」の最後の母音[i]と韻を踏んでいる)。「Beat」の最後の「t」はしっかり発音しないので、違和感がない。そして、「이건」も「今」も2音節で、最初の「이」と「い」が同じ音[i]で心地いい。「건」は子音で終わっていて、「ま」は母音で終わっているけど、伸ばすところが母音で、「건」の母音は非円唇後舌半広母音[ʌ]か円唇後舌半広母音[ɔ]かその間の音で、「か」の母音は非円唇前舌広母音[a]より中舌寄りの音なので、どちらも口の開きが大きくて調音点も少し近い音で、違和感がない。
※日本語詞は原曲と意味が全然違うけど、心臓の鼓動がおかしくなっているって感じで、よりEmergency感を出しているのかな?
原曲:너는 마치 Flashlight (君はまるで Flashlight)
日本語詞:You are like a flashlight
※「너는 마치」も「You are like a」も4音節。「마치」の「마」の母音と「like」の二重母音の前部要素が[a]で同じ音。日本語詞は「like」と「light」の二重母音[aɪ]が同じというところも心地いい。、
※意味も忠実。音節数が限られているから、無理に日本語にせず、英語にしたのが素晴らしい。
原曲:자꾸만 시선을 뺏겨 (しきりに視線を奪われる)
日本語詞:視線を 急に奪った
※最初の「자」は歯茎硬口蓋破擦音[ʨa]、「し」は歯茎硬口蓋摩擦音[ɕi]で、摩擦の前に破裂があるかどうかが違うだけで、かなり近い音。最後の「겨」の母音は非円唇後舌半広母音[ʌ]か円唇後舌半広母音[ɔ](円唇性が弱い[ɔ̜]、もしくは少し円唇性のある[ʌ̹]、以下[ʌ̹]とする)で、「た」の母音は非円唇前舌広母音[a]より中舌寄りなので、口の開きが大きく調音点も近い音。ちなみに、子音[k]と[t]は調音点は違うけど、調音法は同じで破裂音。
※「視線を奪われた」のが「しきりに」か「急に」かで、意味はかなり違う。「자꾸만」は「자꾸」の強調の意味らしいし。次の次に「순간 너만 보였어」(一瞬 君だけが見えた)とあって、この「순간」を「急に」で表したのかも(でも、「瞬間」と「急に」では意味は違うけど)。また、原曲は「僕は君に視線を奪われた」と「僕」が主語になっていて、「僕」中心に描写されているのに対して、日本語詞では「君が僕の視線を奪った」と「君」が主語になっていて、「君」にフォーカスしている感じ。「You are like a flashlight」も「君」が主語なので、それに合わせたのかも。
原曲:많은 사람 속에서 (人混みの中) 直訳:多くの人の中
日本語詞:人波の中
※「많은 사람 속에서」も「人波の中」も7音節。「人混み」でも同じ音節数だけど、「人波」と少し詩的な表現にしているところがいい。最後の母音は上と同じで、「서」は少し円唇性のある後舌半広母音[ʌ̹]で、「か」は非円唇前舌広母音[a]より中舌寄りなので、口の開きが大きく調音点も少し近い音。
※意味も忠実。
原曲:순간 너만 보였어 (一瞬 君だけが見えた)
日本語詞:瞳逸らせない
※「순간 너만 보였어」は7音節。「瞳逸らせない」は8音節だけど、最後の[ai]という母音連続を二重母音とすると7音節。原曲はここまで「뺏겨」「속에서」「보였어」と同じ少し円唇性のある後舌半広母音[ʌ̹]で韻を踏んでいる。日本語詞は「奪った」「中」の最後の母音は同じ[a]で、「ない」だけ [ai]となるけど、伸ばす部分が[a]で同じだから、心地いい。
※原曲では多くの人がいる中で彼女のことだけが見えているっていう感じだけど、日本語詞は上の「자꾸만 시선을 뺏겨」(しきりに視線を奪われる)の部分をここに持ってきている感じ。
原曲:다들 말하지 Love is so sweet (みんな言うんだ Love is so sweet)
日本語詞:みんな言うのに Love is so sweet
※「다들 말하지」も「みんな言うのに」も5音節。「みんな言うんだ」だと4音節だから合わない。「のに」にすると、最後の母音も「지」と同じ[i]になって、「sweet」の母音も同じ[i]だから、心地いい。
※「지」は確認要求の「だろう」・同意要求の「よね」で訳されるんじゃないかと思うのに、YouTubeの日本語訳では「のだ」になっている。「のだ」にすると、単に「みんな「Love is so sweet」と言う」ということを提示しているだけな感じ。日本語詞では終助詞ではなく、「のに」という逆接の接続助詞を使って、次の歌詞の部分と合わせて1文にしている。「みんな「Love is so sweet」と言う」のに反して、「まだ少し I don't get it right now」と言っている。「けど」ではなく「のに」が使われているので、「自分は「Love is so sweet」というのが今はまだよくわからない」ということに対して、イライラしているニュアンス。
原曲:아직 난 뭔지 모르겠지 Right now (まだ僕には何だか分からない Right now)
日本語詞:まだ少し I don't get it right now
※「아직 난 뭔지」も「まだ少し」も5音節。「아」と「ま」の母音は同じ[a]、最後少し伸ばす部分「지」と「し」は同じ母音[i]。そして、「모르겠지」も「I don't get it」も4音節。「it」は母音を伸ばす感じで「t」をしっかり発音しないので、「it」の母音[ɪ]は「지」の母音[i]とかなり近い音([ɪ]は[i]よりも、調音点が少し後ろで、口の開きも少し大きい)ということもあって、心地いい。原曲は「뭔지 모르겠지」と「지」で韻を踏んでいる。
※「何だかわからない」という意味を、音節数の制限から日本語ではなく英語で端的に表現していて、素晴らしい。
原曲:처음 느낀 이상한 떨림 (初めて感じた不思議な震え)
日本語詞:初めて知る感覚
※「처음 느낀 이상한 떨림」も「初めて知る感覚」も9音節。最初の部分、原曲では「처음」の「음」に子音がなくて、[ʌ̹] [ɯ]と母音が続くけど、日本語詞の「初めて」はそれぞれ子音から始まるので、リズムが違う。「처음」の最初の母音 [ʌ̹] かが長く伸ばされ、「떨림」でも最初の母音 [ʌ̹] が伸ばされるので、心地いい。日本語は最初は刻んで、「感覚」の「か」で2回伸ばす感じ。
※原曲では「이상한 떨림」と詳しく説明されているけど、日本語詞では「感覚」と上位概念で置き換えられていて、それがどんな感覚なのかは聞き手の解釈に委ねられている。
原曲:이건 진심 I'm not kidding (これは本気 I'm not kidding)
日本語詞:本気かも I'm not kidding
※「이건 진심」も「本気かも」も4音節。原曲は「떨림」も「진심」も[im]で終わっているので、韻を踏んでいるのかも。「kidding」の母音[ɪ]は[i]と近い音なので、イという同じ母音が繰り返されている感じで、心地いい。
※「これは本気」と原曲では言い切っている感じなのに対して、日本語詞は「本気かも」と断言せずにぼかしていて、より日本語らしくなっている。
原曲:친구이기엔 더 Deeper deeper deeper (友だちというよりはもっと Deeper deeper deeper)
日本語詞:友達より Deeper deeper deeper
※「친구이기엔 더」も「友達より」も6音節。
※原曲は細かなニュアンスがある感じだけど、音節数の制限があるため、日本語詞は簡単に表現。
原曲:어쩌면 Love song yah (もしかしたら Love song yah)
日本語詞:きっとそう Love song yah
※「어쩌면」も「きっとそう」も3音節。「면」は子音で終わっていて、「そう」は母音で終わっているけど、伸ばすところだし、「쩌」と「면」の母音は少し円唇性のある後舌半広母音[ʌ̹]、「と」と「そう」の母音オは円唇後舌半狭母音[o]より少し口の開きが大きい音なので、円唇性が違うけど近い音なので、違和感がない。「song」の母音も、円唇後舌半広母音[ɔ]で近い音なので、心地いい。
※「もしかしたら」は可能性、「きっと」は蓋然性を表すので意味が違うけど、日本語詞は「きっとそう」にすることによって、原曲より強い意志がある感じ。「이건 진심」(これは本気)が「本気かも」とぼかされていたことと逆な感じだから、バランス取っているのかな?
原曲:이상해 나 What do I do (おかしいんだ 僕 What do I do)
日本語詞:気付けば What do I do
※「이상해 나」も「気付けば」も4音節。最初の「이」と同じ母音[i]にするために、「気」が入った表現にしたのかな?最後の音「나」も「ば」も同じ母音[a]で、心地いい。
※原曲は「What do I do」という状況について「이상해 나」(おかしいんだ 僕)と主観的に説明している感じなのに対し、日本語詞は「気付けば」が「What do I do」を直接修飾して、状況をちょっと詳しく説明している感じ。
原曲:너에 관한 건 뭐라도 (君のことは何でも) 直訳:君に関することは何でも
日本語詞:四六時中 君を
※「너에 관한 건 뭐라도」も「四六時中 君を」も8音節。最後「도」の母音も「を」も同じ音[o]なので、心地いい。この前の部分「What do I do」の最後の「do」の母音を[u]で伸ばさないで[uʌ̹]という二重母音みたいに歌っていて、「뭐라도」の「도」の母音[ʌ̹]も同じように歌って、合わせている感じ。
※原曲は「너에 관한 건 뭐라도」(君に関することは何でも)と「君」に関する内容について言っているのに対して、日本語詞は「四六時中 君を」と「僕が君のことを考えている」のがずっとだと、僕の時間の話になっている。この後のところで「All day」とあるので、「四六時中」と意味が重なっている。
原曲:신경 쓰여 난 All day 넌 만들어 My day (気になる 僕は All day 君は作る My day)
日本語詞:考えて All day 染まってく My day
※「신경 쓰여 난」は5音節、「考えて」は4音節で、リズムが違う。日本語詞のほうがゆっくり。その後は「넌 만들어」も「染まってく」も4音節。
※原曲は「너에 관한 건 뭐라도 신경 쓰여 난 All day」(君に関することは何でも気になる All day)、日本語詞は「四六時中 君を 考えて All day」と、意味がかなり違う。文法的に「君を考えて」はおかしくて、「君のことを考えて」と「のこと」が必要だけど、音節数が違ってくるから入れられないんだろうな。そして、上述したように、「四六時中」は前の「All day」と意味が重複している。また、原曲の「넌 만들어 My day」は「You make my day」の直訳な感じで、君が僕の1日を幸せなものにしてくれるって感じで素敵だけど、日本語詞の「染まってく My day」は僕の1日が何に染まっていくのか、はっきりしない。たぶん1日中ずっと君のことを考えているから君に染まっていく、つまりめっちゃハマってるってことだけを言っている感じで、つまらない。
原曲:이 감정은 Someday 난 알고 싶어 (この感情は Someday 僕は知りたい)
日本語詞:感情もっと Someday 知りたいんだ
※「이 감정은」も「感情もっと」も4音節。続く「난 알고 싶어」も「知りたいんだ」も5音節。「싶어」のところが「いんだ」となっていて、「싶」の母音と「い」は同じ音[i]、最後「어」は少し円唇性のある後舌半広母音[ʌ̹]で、「だ」の母音は非円唇前舌広母音[a]より中舌寄りで、少し近い音が使われていて、心地いい。
※原曲は「이 감정은」(この感情)と、「感情」を「この」で限定している。これに対し、日本語詞は「感情もっと」と、「感情」について限定表現がないので、「感情」一般の話としか捉えられず、曖昧模糊としている。それをもっと知りたいって言われても、曖昧なまま。「この感情」としても4音節だけど、この部分のメロディーに乗せると「情」が「じょ」くらい短くなるから、仕方ないんだろうな。日本語のリズムは音節ではなくモーラが基本で、「じょう」と「じょ」は同じ1音節だけど、2モーラと1モーラで長さが違うと捉えるから。
原曲:귓가에 울린 Love is so sweet (耳元で鳴り響く Love is so sweet)
日本語詞:響くように Love is so sweet
※「귓가에 울린」も「響くように」も5音節。「울린」と「ように」、最初の音節を伸ばすメロディーで、「울」の母音は円唇後舌狭母音[u]、「よう」の母音は円唇後舌半狭母音[o]で近い音だから、心地いい。「린」と「に」の母音は同じ[i]で伸ばし、「sweet」の母音も[i]で合う。
※「귓가에 울린」(耳元で鳴り響く)と「響くように」は、意味がかなり違う。「響くように Love is so sweet」は「ように」があることによって、正直意味がよくわからない。「響いてる」なら5音節で意味も通るけど、近い音を使うことを優先させた感じ。
原曲:멈출 수 없이 빠져버린 나야 (止められないほどハマった僕さ)
日本語詞:止まらない 高鳴り Right now
※「멈출 수 없이 빠져버린」も「止まらない 高鳴り」も9音節。「없이」の最後の母音「이」、「빠져버린」の最後「린」の母音、「止まらない」の最後の「い」、「高鳴り」の最後「り」の母音、すべて[i]。「나야」も「Right now」も2音節。「나」の母音[a]と「Right」の二重母音の前部要素[a]が同じ音、「야」の母音[a]と「now」の二重母音の前部要素[a]が同じ音で、心地いい。日本語詞は「ない」「鳴り」の母音の組み合わせが[a][i]で、「Right」の二重母音[aɪ]と似ていて([ɪ]は[i]よりも、調音点が少し後ろで、口の開きも少し大きい)、日本語話者の耳にはア段とイ段の繰り返しが3回あると聴こえて、その点も心地いいのかも。
※原曲は「멈출 수 없이 빠져버린 나야」(止められないほどハマった僕さ)だけど、日本語詞はめっちゃハマってるということは上で言っているので、「止まらない 高鳴り Right now」として、サビの「揺れる Beat 今 Emergency」と掛けている感じ。今心臓がめっちゃヤバいってことを強調している感じで、結構好き。「나야」をそのまま「僕」じゃなくて、前にも使っている「Right now」にしたのがいい。
原曲:네가 자꾸 궁금해 왜지 (君のことがしきりに気になる 何故だろう)
日本語詞:言葉にならない Feeling
※「네가 자꾸 궁금해」は7音節で、「言葉にならない」は8音節だけど、最後の[ai]という母音連続を二重母音とすると同じ7音節。続く「왜지」も「Feeling」も2音節。原曲は母音で終わっていて、日本語詞は子音で終わっているけど、「지」の母音[i]と「ling」の母音[ɪ]はかなり近い音([ɪ]は[i]よりも、調音点が少し後ろで、口の開きも少し大きい)なので、違和感がない。
※原曲は「네가 자꾸 궁금해 왜지」(君のことがしきりに気になる 何故だろう)だけど、日本語詞は次の「말도 안 돼」 (話にならない)を先取りして、「言葉にならない」としている。上では「感情」に修飾表現がなかったけど、ここでは「言葉にならない」という修飾表現があるので、自分ではよくわからない感情なんだなっていうことがわかる。「네가 자꾸 궁금해」(君のことがしきりに気になる)の部分は、次の次に入れられている。
原曲:말도 안 돼 I'm not kidding (話にならない I'm not kidding)
日本語詞:何故だろう I'm not kidding
※「말도 안 돼」も「何故だろう」も4音節。最初の「말」と「な」の母音は同じ音[a]。
※原曲では「말도 안 돼」(話にならない)だけど、日本語詞では上でもう言っているので、前の部分の「왜지」をここに持ってきて「何故だろう」としている。
原曲:시간이 갈수록 깊어 깊어 깊어져 가는 나잖아 (時間が経つほどもっともっと落ちていく僕なんだ) 直訳:時間が経つほど、深く深く深まっていく僕なんだ
日本語詞:君が気になっていく Day by day by day ねえ 僕は
※「시간이 갈수록 깊어 깊어 깊어져 가는」(時間が経つほどもっともっと落ちていく)も「君が気になっていく Day by day by day ねえ」も15音節。最初の「시」と「き」の母音は同じ音[i]。原曲で7音節目から「깊어 깊어 깊어」と同じ音連続が3回繰り返されるのは、日本語詞では7音節目から「ていく Day by day by day ねえ」となっていて、「てい」の[ei]という母音連続を二重母音のように1音節で発音して、合わせている。この前の「시간이 갈수록」(時間が経つにつれ」の意味をここで表現しながら、「록」と「なっ」の音節の最後も、同じ軟口蓋の内破音[k ̚](閉鎖だけで開放しない音)にしていて、すごい。この後、「ねえ」を1音節のエ段長音ではなく、「ね」「え」と2音節で発音して、「가는」の部分とリズムを合わせている。「最後の「나잖아」も「僕は」も3音節で、最後の母音が[a]で同じで、心地いい。
※「깊어져 가는」(落ちていく、深まっていく)の部分は日本語詞には入れず、前の前の「네가 자꾸 궁금해」(君のことがしきりに気になる)の部分をここで取り入れている。
原曲:이건 뭘까 You know what I'm talking about (これは何だろう You know what I'm talking about)
日本語詞:I wonder why ねえ You know what I'm talking about
※「이건 뭘까」は4音節、「I wonder why ねえ」は5音節と、リズムが違う。原曲のほうがゆっくり。「これ何」としても同じ4音節だけど、母音で終わる開音節が4つ続くとベタッとしちゃう感じなので、二重母音と日本語で言うところの撥音の入った「I wonder why」のほうが心地いい。
※原曲「이건 뭘까」の疑問語は「何」、日本語詞「I wonder why」の疑問語は「なぜ」と、問うているものが違うけど、疑問文という点では同じ。
原曲:왜 이렇게 나의 맘이 어지러운 걸까 (どうしてこんなに僕の心がクラクラしているんだろう)
日本語詞:心が こんなに震える また
※「왜 이렇게 나의 맘이 어지러운 걸까」は14音節、「心が こんなに震える また」13音節。「나의」は2音節だけど、「의」が[i]に近い音になって「나」の母音との連続[ʌi]が二重母音のように発音されているので、「こん」とリズムが合っている。また、「맘이」の「맘」の母音と「こんなに」の「な」の母音を同じ[a]に、最後の「이」と「に」の母音を同じ[i]にしている。その後、「어지러운」の「운」の母音と、「震える」の「る」の母音も同じ[u]。最後も、「까」と「た」は同じ母音[a]なので、心地いい。
※原曲は「왜」(なぜ)と自問していて、日本語詞は断言している。「이 감정은 Someday」(この感情は)のところでは「이」という限定表現を外して「感情もっと」としていたのに、ここでは「이렇게」の部分を残して「こんなに」と心が震える様子を限定している。音がうまく合ったからかな?
原曲:이 모든 게 내가 널 좋아하는 건가 (この全てが僕が君のことが好きということなのか)
日本語詞:君のこと全てが 好きだよ
※「이 모든 게 내가 널 좋아하는 건가」も「君のこと全てが 好きだよ」も13音節。最初の「이」と「き」の母音が同じ音[i]。
※原曲では上で言っている出来事すべてが「僕が君のことが好きだ」ということなのかと自問している。なのに、日本語詞では「君の全部が好きだ」と、「君」について全部知っているわけではないと思うのに、「全てが好きだ」って断言していて、違和感。陳腐に感じる。
原曲:난 그럼 더 이상 끌고 싶지 않아 (それなら僕はもう先延ばしにしたくない)
日本語詞:今まで通りに戻れない
※「난 그럼 더 이상 끌고 싶지 않아」も「今まで通りに戻れない」も12音節。
※意味がかなり違うけど、この前の部分を考えたら、それぞれ自然な流れなのかも。
原曲:다른 건 (他は)
日本語詞:他は
※「다른 건」も「他は」も3音節。最初の「다」と「ほ」の母音が同じ[a]。最後の「건」は子音で終わる閉音節だけど、伸ばす部分で、「건」の母音が少し円唇性のある後舌半広母音[ʌ̹]、「は」の母音が非円唇前舌広母音[a]より中舌寄りで、近い音なので、違和感がない。
※意味も忠実。
こんなに歌詞について考えたの、初めてです💦
それだけ「パッと My heart」が衝撃だったってことかも。
つまり、音も意味も違和感あるけど、すごいインパクトなので、その点でサビの歌詞として大正解かも🙄
原曲の音と意味の両方を考えて作詞しないといけないの、難しいけどおもしろそうだなって思いました☺
ただ、私は歌詞の意味が直接わかると、陳腐だなとか、つい思ってしまうので、韓国語や英語の歌詞のほうが好きです💗
意味より断然サウンド重視。
メロディーやサウンドもどっかで聴いたことあるようなものだとつまらなく感じてしまうので、NCTの中でもネオさを一番体現しているNCT 127が大好きなんだと思います💚
なので、ソロやドジェジョンではなく、イリチルのジェヒョンが一番大好き🥺💖
「Love 119」の原曲と日本語Ver.の映像の違いは、並べて見ればわかるけど、ウォンソク中心にキャプチャを。
冒頭部分、原曲ではソヒで、日本語Ver.ではショウタロウなので、電車のシーン、原曲ではショウタロウ、日本語Ver.ではソヒなんですねー。
つい、ウンソクばっかり見てしまって、なかなか気づかなかったです😋
同じ映像が使われていたり、違う映像が使われていたり、少しずれていたり、順番が変わっていたりするけど、原曲も日本語Ver.もどちらもエモくて最高✨
違う映像が使われているほうが、たくさん見れてお得な感じ🥰
日本語Ver.のほうが、「送りたいメッセージはありますか?」という最後のシーンがあることによって、冒頭から送られてきたメッセージは未来の自分からだったんだってわかって、MVの世界により入り込みやすくなっていると思いました💗
体育館で撮影されたPerformance Video👇
撮影ビハインド👇