2011年8月号の電子ジャーナルに、
半導体売上高1位のインテルは、スマホ&タブレットのプロセッサで
まったくシェアをとれていないため、2位のサムスンに抜かれるかも
しれないという記事を書いた。
『スマートフォン/タブレットが普及、ランキング1位と2位交代の予感』

また、今年2012年8月号の電子ジャーナルに、
スマホの破壊的技術に「ウインテル連合」が崩壊したこと、
その結果、インテルが窮地に立たされているという記事を書いた。
『終焉を迎えたWintel連合時代、スマホ時代を制するのは誰か?』

そしてとうとう、インテルのCEOのポール・オッテリーニ氏が任期前に
退任することが報道された。

マイクソフトもインテルも、スマホ&タブレットの破壊的技術によって
イノベーションのジレンマに陥ってしまった。
今回のインテルCEO退任劇は、それを象徴しているのではないか?

2013年5月に新CEOが選任されるということだが、その新CEOの舵取りは
極めて難しいものになるだろう。