現在うちのスタッフが製作を進めている子供椅子の座板です。

この面はテンプレートを使いルーターに4Rのサジ面ビットを取り付け加工します。

問題はここからで、この凹の円形、立ち上がり4Rの面をどう仕上げるかです。

縦横に交差する部分を逆目を起こさずに鉋使って削って平面に仕上げ、4Rの部分も完璧に仕上げるの厄介です。

下の画像はルーターで掘り下げたあと、別の方法で仕上げたところ、下の画像のようになるまで1分、簡単です。

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ランダムサンダーを使います。 よく削れるペーパーで磨けは目を閉じて触っても、埋め木している事に気づきません、段差が全くありません。削れないペーパーで押さえると段差や、埋め木の境が分かるかもしれません。

そんなの簡単と思われるでしょう。
あとは4Rの凹みを手で磨く???
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でも手で磨いてもこう綺麗にはいかないのです。サンディングのヘアーラインが残ったり、歪に削れたり、、、
なので
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ペーパーの縁は普通平面なのですが、ここをカーブさせます。
カーブさせないと、丸い部分が削れ過ぎます。
縁が綺麗に丸くなっています、ここいが4Rになじむのです。
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ではどうやって、、、、、答えは縁を手で揉むです。
そうすると、柔らかくなり縁に自然となじむのです。
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