愛用の繰小刀の話、これは私が20年以上愛用している繰小刀です。そんな高価な品ではありませんが、
先端から根元まで刃が付いています。
良く切れて手放せない私の大工道具です。

研ぐ時は、柄が付いたままで研いでも良いし、抜いて研いでもかまいません。
刃先は、えぐる様に削る時に使い、根本は切り出しのように使っています。
ポイント(先端)は折れやすいので、削る材料によっては少し手前を使います。
実は、少し前に刃をポコッと欠けてしまい、今日研ぎ直しました、けっこう深かったので時間がある時と思ったのです。1mm 近く凹んでいたのですが上手く行きました。

裏透きはだいぶ減ってはいますが、真っ直ぐな裏を維持しています。

使うときは峯に親指を当てて使います。左手の親指も先端に当てて押し出して削ったりします。
こちらは曼陀羅屋の現在在庫の繰小刀類です。
一番手前は私の愛用品。
二番目は清久
三番目は國慶の木仕上
4番目は重房作、
一番奥が越堂作で安価ですがよく切れます。
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