最近複雑な注文や問い合わせが続きブログも休みがちでした。
演台は今日の時点でもう少し進んでいますが数日前の様子。
 
本体最上部のシリンにあたる部分の斜面の切り出しの画像です。材料がピッタリ定盤に沿って、向こうのローラーで受けられていますので、運転中に手を離しても大丈夫、、、チップソーならキックバックなんですが、バンドソーはこれができるので安全性が昇降盤より高いかと思います。
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挽き割った面は凹凸なく意外と正確で、そのまま手押し鉋盤で一回だけ削り、挽き肌をきれいにして、手鉋で仕上げます。板目材なら引き割ると反りが出やすいのですが、柾目なので板目より反りは少ないです。この板は反りはほぼ出ていません。
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留め切りは、リョウビのこの機械、もう廃盤で作られていまsねんが、ぺティーワークと同等の精度が出ます、ぺティーワークのストロークの1.5倍のテーブルストロークがあり重宝しています。
長い定規は市販のアルミ菅を使い延長しています。
 
留めの精度も文句なし。もちろんチップセソーの精度と、その研磨精度も大事な要素です。
 
チップソーの研磨は自動研磨機を持っている研磨業者に必ず出します。手鋸なら目立てしながら試し挽きもできますが、チップソーはそうはいきません。チップソー研磨機で手作業で研ぐと左右対称に研げるとは限りません。左右の刃の高さが揃うとは限らず、手鋸のように曲がりはしませんが刃のブレの原因になります。片研ぎの顕著な刃で硬い木を45度留めを切ると良く分ります。左右の刃の高さの違いは鋸道を見れば分ります
 
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取り付けは上下方向にクランプで押し付け、内側からビスで引き寄せます。ビスを締めれば外しても大丈夫なので接着剤が固まるまで次の作業ができないと言う事はなく次の作業が連続的にできます。
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