大工道具の話しばかり掲載していますが、家具の方も製作中です。
画像は組み立て前で鉋仕上げが終わったところ。
平面は超仕上げ鉋を使い、逆目の止まりが悪い部分は手鉋を加えます。
脚部はテーパーが付いていますので、手鉋仕上げ。
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 画像の部分のRはRに合わせた反鉋を使いますので二回~三回鉋を当てれば綺麗に仕上がります。
ピッタリあったR鉋なので形が崩れることもありません、最小限の回数で仕上がります。
 
安定しにくい部材は木工万力に挟むと安定して削りやすいですね。
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組み立ては短い方を昨日組んでおきましたので、今日は長手方向です、この長さになると、玄能での組み立ては難しくなり、ある程度ホゾ穴に入ったら、ハタガネを当てて締め込みながらホゾを送り込みます。
叩くより楽でしょう。
このハタガネはのお買い物はこちらから、これ以上に強力なハタガネはないでしょう。
コンパネの当板はFクランプで先に固定しておきます。
 
天板長さ1.8メートルですので、脚間は1.6メートル以上で、天板乗せれば真ん中沈むのではと思われる方もおられるかもしれませ。
沈まないように、わざと天板を山なりに削っておきます。逆に1.6メートルの部分を吊り上げるぐらいあるでしょう。
このタイプのテーブル何度も作っていますので大丈夫。
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明日は天板を受けるための部材の取り付けです。
ピンが抜けないように軽く輪ゴムを回しています。
脚は5ミリほど伸ばしています、この部分組み立てた後に切って天板面に合わせる方が多いですが、
当工房ではこのまま天板を掘って埋め込みます。
 
天板面と同じ高さに切ってしまうと、天板とこの部分って密着しにくいのです。
埋め込めば光も漏れずスッキリ仕上がります。
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ちなみにこれは、長勝さんに送った鋸、まだ先での入荷になります。
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