今日は朝から車で2時間の工業高校インテリア科の先生方3名が鉋の台打ちを教えて欲しいと来られました。
以前から交流のある先生方である程度台打ちは出来る方ばかりで、更なるレベルUPをとのことで来られました。
 
作っている最中の台は丁度鋸を入れる前後の段階で、台を打っていて疑問点なども溜まったところ、
そして今日一日あれば表馴染み付けなどの一番大事なところを作業することになり
工程的に良いタイミングといえました。
 
そばで見ていられたので、アドバイスすべきその瞬間に声をかけることも出来、
押さえるべきポイントも、いくつも覚えていただけたかと思います。
 
先でも時間を見付けて来て頂けると、残った問題点なども減っていくことと思います。
 
鉋は思うように使えず、どうして良いか分らないと使う気分的も乗らないのですが、
これが台打ちが出来るようになると、その難しかった鉋を使いこなしている実感が高まって行くのです。
 
台打ちを覚えることにより、鑿の裏の大事さを知り、そのためには鑿の裏を平面に造らなければならないことの、
そのためには砥石の平面精度の大事さ、平面制精度の大事さは砥石平面修正をどう効率よく行うかとか、
 
その方のレベルを全体的に高めることの出来る、一つの方法といえます。
 
朝から来られて日が暮れるまで一日お疲れ様でした、皆さんの笑顔は充実した一日の証かなと思います。
 
ただ、今日は私が実演した時に失敗したのはカッコ悪かったな、でも失敗によりそこをどう防ぐかの二つの方法を思いついたのは良かった
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画像は工房の裏にあったモミジを木を工房の入り口に植え替えてもらっているところ。
専門の造園行の方でも、約一日かかるほど。
自分では出来なかったので良かった~。
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今年の秋は紅葉見れるかな??
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