画像は私が使っている湿度計です、どこでも売ってる安物ですが、どちらも同じ数値を指しているので
間違いは無いようです。
立てかけ式にしているのは、どこでも持って行って計測できること、工房の中、材木置き場、事務所、展示室などに移動して計測します。
同じ場所でも足元と作業台の上、窓よりも上の位置など、数値はけっこう変わります。
当工房では天然木を使った家具を作ります。季節の変化よりも湿度が上がり始める時期、下がり始める時期を把握したりしまう。
こちらでは6月の始めに湿度の変化が目に見えて上がってきます、丁度その頃鉋台も動き始めます。
逆に夏を過ぎていくと、湿度が下がり始めます、その頃鉋台も元に戻っていきます。
湿度変化を知ることは木の動きを読むことにつながります。
皆さんも手元に置かれてはいかがでしょう。
もう一つ、手前の物は、高周波木材含水計で、湿度計と共に使っています。
買ったすぐはピンときませんが、数年使っていると、木の状態が読み取れていきます。
1枚の板を毎年計っていると、乾燥材と行っても意外と水分の動きが大きいことが分ります。
問題はこの含水計高いんですよ。
