毎年の事となり早5年目、長崎県下の工業高校で大工道具や鉋を扱う実習の先生を対象とした研修の講師に3日間行っていました。
今回は先生10人、この工業高校建築科の木材加工系の部活の生徒さん7名を含めた研修の講師。
先生の中には、若年者もの作り全国大会の優勝者を育てた先生、高校生もの作り全国大会の優勝者を差だてた先生、準優勝者を育てた先生、技能五輪に高校生を送り出している先生など、なかなた優秀な指導者が多いのです。
個々の先生方のレベルUPを行うのが目的、3日間の限られた中でその成果を出さなくてはならないのです。
今回はいつもと違い、高校生も聞いているので、理論的な事もわかりやすく説明しなければなりません、そんな事もあり、いつもと違う緊張感もありました。
画像はそれぞれで鉋お調整をしている様子。

冷え込みが強かったのですが、先生方は三日間冷たい水で鉋を研ぎ続け研修を続けられました。

一日目は鋭利な刃を付ける。二日目は裏出しと台直し、三日目は逆目を止める方法などの講習を行い、最後木を削って出して3日間の成果を出してみるという感じです。
道具、砥石は皆先自前の物を持参

この講習でいつも思うのは、参加の方々皆熱心な先生方です、参加したくても参加者が多くて参加できなかった先生も何人もおられると聞いていました。参加された先生熱心な甲斐あって、それぞれにレベルUPのできた意義ある研修だったと思います、また来年も開催のようです。
