今日塗装が終わり完成しました。
画像は脚周りの仕上げ塗装をしているところです。スリムライトを使って広範囲から照らして塗装の状態を確かめながら吹き付けています。このライト細い蛍光灯なので軽いです。スプレーは吹き付け量が多いと垂れますし、少ないとつやが上がらなかっったりします。
右手にガン、左手にライト。
スターウォーズのライトサーベルみたい。

足を運びながら全体に均一に吹き付けます。つまづかないように、足元はかたづけて。
左手はホースをキープして
脚周りは塗装が完了しています、マスカシートでマスキングしてます。
これで天板だけの吹き付けに集中できます。
吹きつけ始めた時に直ぐに塗料の飛び具合を目で確かめ、スプレーガンの運び方などの微調整をします。二列目の吹き付けで重なり具合などを見ます。大事なことは、ガンの塗料が塗装面に当たった瞬間の楕円の形状を見ること、ここで中くびれが起こらないようにしないと、重なりの部分で塗料の厚みが代わったりします。
透明ならさほど問題はありませんが、吹きつけ面の楕円の形に中くびれが起こると吹き付けによる着色の場合、塗装面が縞模様になるのです。
中くびれとは、塗装面に当たった塗料の形が、本来楕円なのに対し、8の字のように両端が多くなる現象です。
中くびれは垂直面では垂れの原因のひとつになります。
喚起扇をフル回転させて、ミストとなった余分な塗料を早く吸い出します。

吹き付けした直後です、塗料が均一に乗って、全体が塗料で濡れています。
この状態にならないと、乾燥した時塗装面に斑が残ります。
そうならないようにゆっくり乾燥するように、塗料にリターダーを加え、ゆっくり乾燥するようにします。
室内がクリアなことも分ります、余分な空気中の塗料は吸い出されてありません。

ゆっくり乾燥している様子、写り込んでいる蛍光灯の右側は乾燥し始めて、艶が落ち着いているのが分ります、
左側に移るほどまだ濡れているのが分ります。この部分も徐々に艶が落ちていきます。
これで完全乾燥させます。
