蟻溝を彫り蟻桟を入れる作業は急いでしてもガッチリ決まりませんので、忙しくても気をを落ち着けて、段取り良くして行います。
蟻桟は長くしておき、コグチを叩いて硬く入れるか、ハタガネで送り込みます。
中心に硬さが決まったら、コグチの加工を行います、これは明日ですね。

蟻溝の底は余裕を持ちます、蟻桟と天板との隙間を無くすためで、
框のホゾ穴の底に余裕を持つのと同じ理由です。

予定通り節の一つは蟻溝の中に隠れます。
天板に厚みが足らない部分がありますが、これを削り取ると3ミリは天板が薄くなります、下面になり見えないので粗の部分が残っても問題ありません。無駄に削っていないという証でもあります。
