

内部の壁、床ががパイン材でしたのでそれに合せての材料です。
両端にレッドオークを剥ぎ合せています。
13年経っていますが、思ったほど不快傷は入っていなくて、
硬いレッドオークと傷の付き方は変わらないように思います。
このテーブルの大きさは長さ2.4メートル×1.3メートルの天板サイズがあり
私がいままで作ったテーブルの中では最大、製作から13年ほど経っていますが、
いまだこれより大きいテーブルは作っていません。
今日はこのテーブルのメンテナンスに行ってきました。
蟻溝の埋め木部分が出っ張っていたので、この部分を元の位置に直すためです。
納めてから13年が経っていましたが、縦方向、横方向とも反りはまったく無く、
板の剥ぎ目も切れたところもなく、導付きの隙間もなく、作った私も感心しました。
これを作った当時の工房の広さは、、、、、、、、6坪。
そこに手押し鉋盤、100Vの自動送り鉋盤、昇降盤、角のみがあったくらいで、
バンドソーは持っていませんでした。製材は昇降盤を使っていました。
自分にもそんなハングリーな時代がありましたね。
そんな中で手作り家具を作っていました。
メンテナンスは30分ほどで終わり、お茶を頂いて当時の話やこのテーブを使ってきての想い出をお聞きしました。
そして先でこのテーブルの天板を削り直そうと言う事になりました。
納さめたお宅は敷地も広く、このテーブルを削るスペースの作業場もあります。
主人も多趣味な方、私が持って行く鉋でお手伝い願いましょう、
良い経験にもなり更に愛着の沸くことでしょう。
画像は白熱灯の照明の加減で黄色が強くなっています。