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画像は私が1997年に製作したイエローパインのテーブル。
内部の壁、床ががパイン材でしたのでそれに合せての材料です。
両端にレッドオークを剥ぎ合せています。
13年経っていますが、思ったほど不快傷は入っていなくて、
硬いレッドオークと傷の付き方は変わらないように思います。

このテーブルの大きさは長さ2.4メートル×1.3メートルの天板サイズがあり
私がいままで作ったテーブルの中では最大、製作から13年ほど経っていますが、
いまだこれより大きいテーブルは作っていません。

今日はこのテーブルのメンテナンスに行ってきました。
蟻溝の埋め木部分が出っ張っていたので、この部分を元の位置に直すためです。
納めてから13年が経っていましたが、縦方向、横方向とも反りはまったく無く、
板の剥ぎ目も切れたところもなく、導付きの隙間もなく、作った私も感心しました。

これを作った当時の工房の広さは、、、、、、、、6坪。
そこに手押し鉋盤、100Vの自動送り鉋盤、昇降盤、角のみがあったくらいで、
バンドソーは持っていませんでした。製材は昇降盤を使っていました。
自分にもそんなハングリーな時代がありましたね。

そんな中で手作り家具を作っていました。

メンテナンスは30分ほどで終わり、お茶を頂いて当時の話やこのテーブを使ってきての想い出をお聞きしました。
そして先でこのテーブルの天板を削り直そうと言う事になりました。

納さめたお宅は敷地も広く、このテーブルを削るスペースの作業場もあります。
主人も多趣味な方、私が持って行く鉋でお手伝い願いましょう、
良い経験にもなり更に愛着の沸くことでしょう。

画像は白熱灯の照明の加減で黄色が強くなっています。