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後継者の少ない大工道具を作る業界ですが、重房氏には二人の息子さんの跡継ぎがいます。

重房氏は庖丁で有名ですが、小刀や槍鉋などの大工道具も作られます。
聞いた話では、○○○も作られるそうですが、見た事はありません。

重房の師匠はあの岩崎航介氏で、その息子重義氏は兄弟弟子にあたるそうです。
作る品はどれも研ぎ上がりの美しさは他を寄せ付けません

画像は菜切庖丁を焼き入れ後に研いでいるところ、研ぎ下ろして整形しているところで、この研ぎは整形専用の研ぎ場。

私が写している左には、刃付け専用の研ぎ場があります。

二人並んで作業をすることにより、弟子は師匠の動きにあわせる事ができますし、
師匠は弟子をいつでも見る事ができます、技の継承が確実に行われています。

真ん中の画像は、研ぎの最中の菜切庖丁。

三番目画像は研磨の終わった槍鉋。

私の大工道具屋 「曼陀羅屋」→ http://www2.odn.ne.jp/mandaraya/