


通常の丁板は扉側に鑿で切欠きを作りますが、切欠を直角に行い、兆番を閉じた時の厚みより
やや浅く深さを決めます。
横長の扉は、微妙に深いくらいにします、掘り込みが浅いと、取っ手側が丁板シャフトの直径の余裕で下がるからです。やって見れば意味が分かります。
最初、枠側に丁板の入り込みの印をつけます、こんな時は、罫書きゲージが役に立ちます。
次に扉の上から、丁板上まで長さを正確に測り、その数値を枠の上から正確に測って印ます。
余分な丁板を実際に枠に当てて、印より、枠と扉の隙間分下げて穴の中心に正確に印をつけます。
この印に下穴を開けて、実際の扉の上の丁板を先にネジで締めて、
次に下の丁板を締めます。
あとは、ねじれを調整して、全部のネジを締めます。
なれないと少し難しいです。