子供に言ってはいけない言葉7選 | いじめられっ子体質を克服したブログ

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いじめられっ子体質の息子を持つ母のブログ。私自身もいじめられっ子でしたが大人になって克服。ブログで具体的な方法を紹介していきます。
 ご希望の方にはカウンセリングとコーチングも行っております。

 皆さんこんにちは。
いじめられっ子体質改善トレーナーのNaokoです。

今回は、嫌なことされた~!と訴えてきた我が子に対して言ってはいけない言葉をご紹介します!

 自分が子供のころ親がそう言っていたから、周りの人が言ってるから、テレビの中で時々聞く言い回しだから…。

 こんな理由で、普段あまり考えずにこんな言葉を我が子に言っていませんか?
 
 しかし、何気なく言ってるこの言葉が辛い目に遭ったと訴えてきた子供の心に更に追い討ちをかけることもあるのです。

1  「ケンカはダメよ」

 少なくとも本人は「やられた」という意識で訴えてきているはず。
親から見てもケンカっぱやいのであれば話は別ですが、そうでなければ「お互い悪いんじゃない?」という響きのあるこのセリフはNG。
 子供としては、まずは慰めて欲しいのです。そんな時にこのセリフを言うのははかなり的外れです。


2  「仲良くしなさい」

それが出来ないから困って訴えてきているのです。また、いじめてくる相手と仲良くすることは不可能です。
 
 
3  「気にしない」

 やられている本人は気にしないではいられません。非常に「他人事」なセリフで、親身になってくれてない感じが伝わってきます。

こんなことばかり言われたら、子供は親に話す気をなくしてしまいます。
 


4  「あんたも何かしたんじゃないの?」

 経緯をていねいに聞かずにこのセリフを言う大人は多いと感じます。
 以前ブログにも書きましたが、このセリフは子供との信頼関係を一瞬で破壊します。言ってはいけない言葉ワースト1です!


5  「世の中いろんな人がいるから」

 だから、どうしろと言うのでしょうか?「黙って耐えなさい」「そういうものだと思って受け入れなさい」と言いたいのでしょうか?
いずれにせよ、子供にとって慰めにも解決にもならない言葉です。


6   「うまく対処しないとダメよ」

それができないから困って訴えてきているのです。5と同じく何の慰めにも解決にもならない言葉。


7  「いじめてくるあの子は幸せじゃないのよ。心の貧しいかわいそうな子なの。」

 かわいそうなのはいじめられた本人です。
 いじめてくる子は心の貧しいかわいそうな子だから「許してあげないといけない」のでしょうか?
 「いじめられた」と訴えているのに親は自分よりもいじめっ子の方に同情している、こんな子供の方がよほどかわいそうです。


 いかがでしょうか?

 人は、これまでの人生で聞いてきたセリフを何となく言っていることが多く、あまりよく考えていません。

 ですが、まずは子供の気持ちを受け止める、そしてただ愚痴を聞いてもらいたいだけなのか?それとも一緒に解決して欲しいのか?をよく考えてみましょう。