子供がいじめられた時 | いじめられっ子体質を克服したブログ

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いじめられっ子体質の息子を持つ母のブログ。私自身もいじめられっ子でしたが大人になって克服。ブログで具体的な方法を紹介していきます。
 ご希望の方にはカウンセリングとコーチングも行っております。

うちの息子(中1)は、いじめられやすい性格です。

 

優しすぎて、言い返さないしやられてもやり返さないからです。  家では姉妹にもバカ!などと罵ったり怒鳴りつけたりしたこともありません。

 こんな性格なので、小学4年生頃から荒っぽくなってくる男の子の中では自然と少数派に属するようになってしまいました。

 どうも気が合う子がいない、と言うのです。ちなみに性同一性障害ではなく、ちゃんと女の子が好きです。

 

 さて、息子は小学6年の時にもいじられる標的にされていました。

  ハッキリとしたイジメとまではいかなくとも、その1歩手前くらいのことを言われたり、やられたりしていました。

 

 母としては、もちろん「あなたも言い返しなさい」とか「やり返しなさい」とは言うのですが、それがそんなに簡単ではないことはよく分かっています。

 

 私もずっと子供の頃からやられてきたので…。

 

 私の場合、嫌なことを言われたり、されたりしてもひたすら我慢していたのは、そんなことされたら相手も嫌な気持ちになるだろうなと思っていたからでした。

 

相手の気持ちばかり思いやり過ぎていてやり返さないが為に、ずっとやられ続けていました。

 

  さて、優しすぎる息子にはっぱかけてはいるものの、なかなか自分だけで攻撃を払い除けるのは厳しいものがあります。

 担任の先生にも話してはおきましたが、やられるのは先生のいない時や友達の家で起こるので、あまり当てにはできません。

 

 ということで、1番手っ取り早く効率の良い方法を選ぶことにしました。

 

 直接本人にヤキを入れるというものです。

 

授業参観の日に、その子が廊下に出てきたところを突然腕を掴んで廊下の端に連れていき、

 

「ポチ(息子)を血祭りに上げる?集中攻撃だと?あんま調子に乗るんじゃないよ!!!」

 

と低い声で凄んで言ってやりました。

 

 不意打ちを食らったその子は声も出ません。

 

「返事は!?」 

 

「ハイ…」

 

次の日から攻撃はピタッと止んだそうです。

 

 

 今回は部活でやられてました。

 

確かに息子は運動神経がない方なのですが、同級生の子に半月くらい前から毎日のように「クズ!死ね!消えろ!キモイ!」と言われ続けてたそうで、味方してくれる子もおらず、同じような態度を取る子も複数いる有様。

 

  顧問の先生は当てにはならず、直接本人と親に言うことにしました。

 相手の子の家は知らないので、部活が終わるのを待ってその子を捕まえて、直接家まで案内させようと体育館に行きました。

息子の話によると、私の姿が見えた途端、部員は何かを察知したようで、皆ザワついていたそうです。

 

 その子も危険を察知したようで闇に紛れていなくなり、私と息子はまかれた形となりました。

 でも、息子が何となくその子の家を覚えており、その辺を探していたら見つけることができました。

 

 家には父親しかおらず、私はこんなことを言われた、と怒りモード全開で話しました。

 父親は平謝りでした。

 

母親と本人はまだ帰ってなかったので、また来ますと言って帰りました。

 後に母子がうちに来たので相当怒って文句を言いました。

 

 本人は、家でも死ね、クズ、消えろなどの言葉が無意識のうちにポンポン出てくるようで、息子に言った記憶さえないようでした。

 私はその子にそのような言葉を言われたらどんな気持ちがする?と聞いてみました。

 

その子は困惑した表情を浮かべ、2分ほど沈黙ののちに、「分からない…」の返答。

 そんな言葉、言われたことある?と聞いたら「ない。」との答えが…。

 

 こういう子は始末が悪いです。

人を傷つけておいて、その記憶さえない。

 母親に怒られても「そこまで怒られるほどの悪いことしたかなぁ?」という表情なのです。

 

母親の反応もなんだかそんな感じでした。なんとなく、死ね、消えろくらい普通に言うんじゃないの~?というような表情なのです。

  ポチ君、息子が悪い言葉を吐いてごめんね、とは言うもののなんだか「お前トロいんだよ!」程度のを吐いたような感覚なんです。

 

 どこか違和感を感じました。

 

そもそも、誤りに来る電話が来た時に「この後8時から用事があるから、その前に寄りたいんですけどいいですか~?」と言われました。

何か、さっさと済ませたいので~という気持ちが伝わってきてあまり重要視されてないんだなと思いました。

 

 私だったら、もし自分の子供がこんなことをしていたら、「ついで」に謝りに行くというのはちょっとあり得ないことですが・・・。

 

 

 

 その子は私がかなり怒っていたので相当縮み上がっていたようです。

 

 翌日から息子は酷い言葉を言われることはピタッとなくなったそうです。

 

  理想は本人で解決させることです。

でも、出来るようになるまでに時間がかかる事もあります。時と場合によっては即刻止めないといけないようなこともあります。

 

 そんな時はこんな昭和の母ちゃん的な解決法が効果的です!

 

 

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