キャラ弁で笑顔満開 道産使い母親が挑戦 ホクレン食育教室

日本農業新聞5月21日(水)11時14分

キャラ弁で笑顔満開 道産使い母親が挑戦 ホクレン食育教室
かわいいキャラ弁は北海道の食材で――。ホクレンは20日、「お母さんの課外授業」と題して小学生の子どもがいる母親を対象にした初の食育教室を北広島市などで開いた。主婦ら30人が参加、弁当の具材としてアニメのキャラクターなどを模した「キャラ弁」を作った。牛乳工場見学や牛乳パックを使ったハーブポット作りにも挑戦した。

 食についてじっくり学んでもらうため、親子ではなく母親だけを対象とした。キャラ弁作りでは、札幌市在住で多くのメディアに出演している「よっちママ」さんが講師となり、道産食材を使って指導した。

 参加者は、リンゴや蒸しカボチャの皮を市松模様に仕上げたり、いなりずしとチーズでディズニーの人気キャラクター「ダッフィー」を作ったりした。おにぎりやウインナーは、はさみで細かく切ったのりを使って顔に仕上げた。札幌市の主婦、安田悦子さん(35)は「子どもの大事なイベントの時はいつもキャラ弁。月末の運動会では、子どもがかわいいとびっくりしてもらえるよう頑張りたい」と張り切っていた。