同じマンション

「私バツついてるの😉母と息子と一緒なの～よろしくね」
この二十数年前マンション購入時に明るく話しかけてくれた二件隣の奥様…

このところご本人から闘病中だと伺っていたがお亡くなりになったと隣の奥様より連絡が

最後にお会いしたのは3週前くらいだっただろうか

娘3号宅お風呂手伝いを終え帰宅時に
ちょうどお会いした

「毎晩、息子すぐそこだから息子の家行って晩御飯食べて…その後息子が送って泊まってくれるの。腹水と足の浮腫と…パンパンよ～ラスカルさん…何だか先が見えてきたわよ。最近は緩和ケアと訪問看護さんに来てもらってるのよ」

こんな時にも笑みをうかべて話す

「そう…腹水と浮腫はキツいでしょうね。脚の感覚もつかみにくいでしょうし転ばないように気をつけて！よく頑張って本当に偉い❕困った時には遠慮せず電話して！」そう言って彼女の腕をさすった

「ありがとう」
「お大事になさって！」
数週間前のことだった

女手一つ
おばあちゃまと二人三脚で

息子さんを育て上げた

反抗期には…「男手ないけど…負けないように戦ってるわ！」と言っていた

息子さんはとてもおばあちゃま思い親思いの子に育ちお嫁さんも心根優しそうな子と家庭を持ちごくご近所に家を構えた

数年前おばあちゃまを看取り送り
定年退職後 お孫さん達の成長を楽しみに余生を過ごすつもりだった矢先
病に…

早すぎるでしょ…
さびしすぎるでしょ…
おばあちゃまが亡くなった時もさびしかったけど
もっともっと寂しい…


精一杯の人生 お疲れさま
安らかに…