一期一会

陽気な日々が多くなり春の訪れを感じる。皆さま寒暖の差にお気をつけてお身体にご自愛下さい。

アッシェ、チムチョイ。

1月に推薦入試を終え合格発表も終え来年の新入生も決まってきた。後期試験の結果でサッカーマンも増えるかどうか。入学する選手たちのためにも良い準備をしたい。今いる選手は更なる飛躍を。

3年間コロナで思うように行かなかった３年生。最初は休みになって嬉しかったかもしれない。休みが増える度に不安になったはず。学校はオンライン授業、分散登校。人と関わることの制限などなど全く先が見えない毎日。練習も練習試合も遠征も合宿も短時間、地区だけ、県内だけ。1名でも出れば１ヶ月活動停止。寮生が出たら同部屋、食事の際に近くにいる人、15分以上話した人などなど感染者だけではなく濃厚接触者も自粛。熱も毎日朝晩測る。接触前後に手指消毒。マスクの徹底。手探りの中だった。それはどこも同じだがこの学年はとても苦しかった。

３年生には何かをと想い今年は色々やってみた。自分の人脈をフル稼働。どうしても勝ちたい想いがあったが人生は思うようにはいかない。勝負ごとは難しい。でも全力でやるとやってないことより後悔は少ない。

コロナで忍耐力がついた。当たり前のことが当たり前じゃなくなることで小さなことに幸せを感じた。家族と一緒に過ごす時間が増えた。メリットもデメリットもあった。。

コロナが少しずつ減り規制が緩和され

１／２８に３年生送別試合と送る会を３年ぶりにやることを決めた。１００人部員がいると難しい。最小人数で開催する。反対派ももちろんいたがそれでも開催する。年末年始に与論島に帰って自分らしさを取り戻した。周りに気を遣うのも大事だが、自分らしいチームを作ること。選手・マネージャーが1番大事！

1週間前に大雪が降り1.２年生と雪かきをした。体重2キロ落ちた。夜飯はとても美味しく感じた。まいうーか。グランド準備はOKだ。どう送別試合を盛り上げるか1.２年生の選手・マネージャーを集めて、セレモニーから始まり試合中や試合後のことも試行錯誤で練習前後に相談。山雅のボランティア活動を参考にした。

日程が迫ってくる中でサッカーマンたちのパワーを感じた。このパワーを試合でも活かせれるようなマネジメントが必要だ。

あっという間に前日になった。その前日は寮の宿直でバタバタしていたが１８時から雪が降り積もり始める。神様のイタズラかと思いながら、送る会の準備をする。体育館でのマイク準備、会場の人の配置。コロナの対策、ストーブ準備、灯油準備、、、。

先生は総合職。先を読んだプレー。予測が大事。成功と失敗の両面で準備。夜中の1時には雪が止んだ。

早く寝ないとと明日は３年生を良い形で送ろうとイビキをかきながら就寝。最近自分のイビキで起きる。ダイエットは明日から。

そして、朝起きたら感動。選手・マネージャーたちが早く来てグランドの雪かきしてるのさ。眩しい朝でした。少し雪も残っていたがサッカーマンたちなら大丈夫。時間通りにキックオフ。最初は選手とマネージャーで紅白戦。その後は保護者と指導者も入って紅白戦。そしてPK戦。結局3時間しか寝てないが、久しぶりに試合したら楽しかった。上沼さんとのフリックワンツーはできなかったけど俺も沼さんみたいなイケオジ目指して身体作らないとな。サッカーはプレーするのが1番楽しいなー！

そして体育館へ移動して送る会の準備。マイクが付かないというアクシデント。マイクのヘッドを取り出して番号を変えれば繋がると小林先生のアドバイス。始まる5分前に準備完了。先生は総合職。上には上がいる。式も始まり保護者会長、指導者陣挨拶。いよいよ白尾の順番。恥ずかしい。歌うのさ。やるしかない。プライドとプライドの闘い。そしてやることを決めた。