こんにちわ
またまた前回の続きです✏️
セカンドオピニオンで行った病院は
予約制ではなく来た順番で
診察するスタイル。
ここでも２時間くらい待ちました
自分の聞きたいことを事前にまとめて
過去の細胞診や組織診の結果の紙を
病院へ持って行きました
とても優しい先生で患者の話を
よく聞いてくださる方でした。
一番疑問に思っていた検査結果については
「細胞診なら先生によって
検査結果は変わることありますが、
組織診の検査結果は信憑性が高いです」
とのことでした
ショックだったのですが
これまでの私の話を親身に聞いてくださり
異形成のことについて一から詳しく
説明してくださったので
何故かこの先生にそう言われた時に
自分の結果について納得したんです。
そして治療法は二つ。
一つ目は円錐切除術です。
病変がある子宮頸部を円錐状に
切除するという手術です。
子宮を残すことができるので
将来妊娠・出産することが可能。
デメリットとしては
切除することによって子宮頸管が
短くなってしまうので
早産のリスクが高くなる子宮口が狭くなる妊娠がしにくくなる
ということがあります。
そしてこの手術は切除した部分を
更に病理診断するといった目的もあるので
治療と検査
の二つの意味合いがあります。
二つ目はレーザー蒸散法。
これは子宮頸部の病変部分に
レーザー光線を照射して
焼灼する方法です。
円錐切除術のように子宮頸管が
短くなることはないので
将来的に妊娠・出産を
希望している方にオススメ。
この方法だと日帰り治療に
なることが多いみたいです。
デメリットとしては
治療後の病理検査ができないため
正確な術後診断ができないこと。
ここの先生は円錐切除術を
強く勧めていました。
理由はレーザー蒸散法だと
再発のリスクが高いということ。
そして病理検査ができないため
万が一高度異形成よりも
進展していたら手遅れだからです。
治したいし、病理検査も気になります。
もう円錐切除術しかないなと思い
先生に「お願いします」と伝えました。
前回の病院での円錐切除術の方法は
メスで切除すると言っていました。
ここの病院ではメスでも電気メスでもなく
半導体レーザーで切除とのこと。
どのような方法があるかなんて
知らなかったんです
前回の病院ではそんなこと
一切説明されてません
半導体レーザーは
メスや電気メスに比べて
出血量が少なく済むのと
病変のまわりの組織を蒸散するため
再発のリスクを低減させる
などのメリットがあるみたいです。
後は術後の傷の治りが
メスに比べると少し早い？
みたいなことを言ってました。
円錐切除術は術後の出血が大変なので
(手術よりも術後の方がつらい)
私はこの半導体レーザーで
良かったなと思います。
後日の診察では、病変部分を確認したい
とのことでコルポスコピーを再度しました。
「お酢をつけて観察するだけだから
痛くないからね」と言われて安心
お酢をつけて(やや染みます)
先生がコルポスコープで観察します。
その後に術前の検査で
血液検査と心電図をとりました。
この日に手術と入院の流れを
説明してもらいます。
手術するのに同意書がいるので
親御さんのサイン✍️もお願いします
とのことでした。
本来なら2泊3日の予定だったのですが
コロナ禍ということもあり
1泊2日の詰め詰めスケジュール
でも早く家に帰りたかったし
私的にはよかったです
手術、入院日を2022年6月13日にし
14日に退院する予定となりました。
私はあの時、セカンドオピニオンを
受けて本当によかったと思っています。
もちろん前回の病院が
悪いわけではありません
機械的で淡々とこなす先生が良いって
言う人もいるでしょうし
私は自分の不安や疑問に
ちゃんと応えてくださって
知識も豊富で円錐切除術の症例数が
多い先生に出会えたので
思い切ってセカンドオピニオンを
選んで本当によかったです。
そしてこのクリニックを見つけてくれた
彼には本当に感謝しています
今思うと結婚願望皆無だった私が
結婚しようと思えたのも
この時に彼の支えがあったからなんです。
病気が発覚し、手術した経験は
かなり辛かったのですが
この時に彼の支えがなかったら
多分一生結婚してないかも？
と思うくらい私にとっては
色んな意味で人生変わりました
もし悩んでいる方がいらっしゃったら
自分が納得するまで病院を
探すことをオススメします。
子宮頸部異形成は
「明日手術しないと死んじゃいます」
というわけでもないので
それでも限られた時間ではあるので
手術するなら「この先生が良い」
と思えるような先生に
出会えるといいですね
次回に続きます