第一ステップ

読みやすい 

分かりやすい(結論が先に来る、明快で無駄がない)


第二ステップ

話が具体的

考えかたがわかる(賛同できるではなく、把握できる)


第三ステップ

考え方がしっかりしている

その人らしさがでている


興味をもたせる→会ってみたいと思わせる


要注意の文章

・1センテンスが長い(~ですが、がで文がずるずると繋がる)
・「月並みかもしれませんが」「特に自慢できるようなことではないかもしれませんが」など必要以上に卑下した言い方
・「また~」「さらに~」などと複数の話題が並列的に連なっていく展開
・「~的」「~性」「~感」「~心」などの表現の多様
・不必要なカタカナ表現(ガンバル、カタチ、ラクなど)
・体言止め、文体の混用などが多い(~だ、~です、~であるの混用)
・ひらがな、話し言葉が多い
・幼い言い方、表現が気になるほど多い(とても~すごく~など)
・「イロイロ」など友達とやりとりするような表現は企業に対してふさわしくない

要注意の慣用語や学生言葉

・ ~みたいな
・ ~なやつ
・ どちらかというと
・ そういう~

スキルとは仕事に必要な身に付いた能力・技能のこと

スキルとは、あなたの好き嫌いや興味の有無に関係なく、あなた自身が出来ること、得意なことを意味する。つまり、仕事に必要な、あなた自身が身につけている能力や技能のことだ。

知らず知らずのうちに身につけている要素とも言うことができる。そして、最も大切なことは、「そのことがわかる」ではなく「そのことができる」という点だ。いくら頭では理解していても、できなければ意味はない。例を挙げてみよう。あなたの実家が、もし書店をやっていたと仮定する。そこで、あなたが小さい頃から書店の手伝いをしていたならば、書店の仕事が好きであろうとなかろうと、次のようなスキルが身に付いているのではないだろうか。

  • ・売れている(流行している)本の名前
  • ・よく売れる本とあまり売れない本の区別
  • ・どの場所におくとお客さんがよく見てくれるか
  • ・顔見知りの人がいつも買っていく本や雑誌
  • ・たまにしかこない、あるいは始めて来店した人が買い求める本や雑誌
  • ・店頭に並べてどれぐらい売れなかったら返品するか
  • ・現金の取り扱い方
  • ・お客さんへのあいさつ

仕事を選ぶ(職業を選択する)ときには、このように「自分は何が出来るか」「自分は何が得意か」が非常に重要なポイントとなる。
さらにみなさんのスキルを整理することは、以下のようなメリットがある。

(A)自分にはどんな職業が向いているのか、その方向性がわかる
(B)自己PRの材料を探すことが出来る
(C)知らず知らずの間に身に付いたスキルが、どのようにして培われてきたかが分かる。(過去の経験を思い出すきっかけとなる)
(D)「わたしは○○ができる」という点の説明に関して。その裏づけ、経験談を加える。結果的に、インパクトが強く説得力のある自己PRが完成する

スキル分析をしてみよう

あてはまると思う項目にチェックをつけて、エピソードをまとめていこう。
(1)コミュニケーション力、(2)セルフマネジメント力(自己管理能力)、(3)リーダーシップ、(4)論理性、(5)クリエイティブ力(創造力)、(6)実行力、(7)資格・技術・技能、その他。


私は、コミュニケーション能力と責任力

大学入学後を振り返る

あまり昔のことを振り返っても意味がないと言いました。振り返る期間は、せいぜい大学入学の前後からでいいでしょう。振り返り方はいろいろありますが、いくつか例をあげてみましょう。なぜ今の大学に進学したのか?なぜ今の学部学科を選択したのか?大学では何を学んできたのか?周囲の人間と比べてまじめに勉強したか?まじめに勉強したともうなら、なぜまじめに勉強したのか?

どのようなサークル活動に参加してきたのか?どのようなアルバイトを経験してきたのか?そこではどのような役割を持っていたのか?そうした課外活動を通じて何を感じたか?何か学んだことはあるか?どうでしょうか?これらは全て自分の体験を振り替える質問です。自分が行ってきた行動や事実に沿って、学生時代を振り返ってください。自分が好んで選択してきたことや、上手にできた経験、得意と思える行動などが浮かんできます。その逆も見えてきます。簡単にいえばそれらが、あなた自身の強みと弱みです。そして強みをより生かせるような方向で、自分がこれからやってみたいことを探し始めればいいのです。その延長線上に志望職種探し、志望企業選択があると思ってください。

三つの質問に答えてみる

就職活動は、あなたのこれからの生き方を決めていく行為ですが、大切なことが三つあります。それは「興味」「価値観」「能力」です。「興味」は、自分の好きなことや、やってみたいことです。自分の希望といってもいいでしょう。「価値観」とは、自分がこだわりたいこと、譲りたくないこと、妥協したくないことです。自分が進んで選択したいことの理由には、自分なりの価値観が根底にあることが多いようです。そして「能力」とは、自分の「興味」や「価値観」によって選択した仕事や企業で、十分な力を発揮して貢献できるかどうか、です。これらを「三つの質問」にしたててみます。

1.あなたは何をしたいのですか?(興味)
2.あなたはどんなタイプの人ですか?(価値観)
3.あなたは何ができるのですか?(能力)

試しに、今現在のあなたにはこれらの質問に、的確に、具体的に、場合によってはエピソードや経験談を交えながら、答えることができますか?きっと難しいのではないでしょうか?しかし、この質問は、就職活動をしていく中で必ず遭遇する質問です。企業のエントリーシートや面接は、基本的にこの三つの質問を軸に構成されているといってよいでしょう。これらの質問に的確に対応できるようになるためには、自分自身をどれだけ理解しているかが大切です。

自己分析は終わらない

自己分析の三大原則のところで話したように、自己分析は「現在進行形で考える」ことが大切です。自己分析が進み自分自身がよく見えてくれば「三つの質問」への答え方も自ずと変わってくるでしょう。社会のことや企業のことが十分に理解できていない現時点での答えと、多くの企業を知り、さまざまな職業の社会人と出会った後、いわば経験値が蓄積された後の答えは、まるで違うものなっているかもしれません。それが、あなた自身の成長の足跡