🏫各クラスに戻って、
最後のホームルーム。
和気あいあいと朗らかにすすむ。
担任のT先生。
本当に良い先生でした。
お仕着せがましいことは一切言わないけれど、
どんな生徒でも、
その心に寄り添って下さる。
数学の問題に関してはシビアで、
その解き筋は繊細かつ大胆。
T先生からの最後のシメの言葉は、
「みんな。
これが僕からの最後の言葉ね。
卒業したら、まずこれだけは大切にしてほしい。」
「恋をしてください!!」
「打算も掛け値も無しに、
飛び込んでしまえ。
そこには本当に大切なものがある。」
父母たち、笑顔と涙。
わあっ!
と、歓声とともにフィナーレ。
T先生、本当にありがとうございました。
のび太は、
担任のT先生をはじめ、
校内の先生方に挨拶をしに回り始めました。
剣道のO先生。
「〇〇(のび太)~~~。
シャキッとせえよお!!
お前の弟、
お前にソックリだなあ!!名前聞かなくてもすぐ分かったわ!!」
学年主任のU先生
「辛かった時もあったな。
周りがやめていった中3の時な。
でも、本当によく頑張ったぞ。
俺も浪人だから(笑)!!
人生においてはな、
それもいい経験なんだ。」
英語のY先生
「〇〇(のび太)、
☆☆(進学予定大学)、
はっきり言ったら勿体ないと思う。
まだ戦える力はある。
これは人生の話だ。
僕も1浪だ。」
山岳顧問のT先生
「あのさ、
お前がいてくれて本当によかったよ。
山の仲間は、これからもずっと切るなよ。
あと、困ったら必ず誰かに話せ。
自分の気持ちを話せ。
それが大事なことなんだ。
お前はきっと、
どんな結果になっても、
色んな意味で大丈夫だから、ガンバレ!」
社会のT先生。
「適当な人間関係だったら言わねえんだけどよ。
お前は☆☆(進学予定)行くタイプじゃないもん。
どの先生に聞いても、
お前には、もっかい頑張れって言うよ。
俺も言う、やれよ。
不安だったら、手を動かせ。
俺も1浪だ。
1浪しようが2留しようが、
こんぐらいには、なれる(笑)。
恐れてんなよ、アカデミックを求めてあと半年死ぬ気でやれ。」
校長先生
「おお、もう一回やれよ。
来年、うかりゃいいんだよ。
ガツンと行け、出来ると信じて行け。
俺は2浪だ!
気にすんな、そんなちっちぇえことは。
頑張れよ!!」
全ての先生が共通して、
「困ったら、来るんだぞ。
困ってなくても、
いつでも話しに来い。
いつでもいいから、
顔を見せに来い。」
と、のび太に言ってくれること。
あと、全員、弟ダッシュの近況を暴露してくれて、
「鍛えるから(笑)!」と、笑ってくれること。
母は感謝で涙が出ます。
しかし。
当ののび太は
すっかり☆☆大学に行く気でいたので、
先生方にかわるがわる熱く語っていただいたおかげで、
あ。どうしよ、つんだ。
で、メソメソしております(笑)。
さすがのび太。
泣く。
泣きながら、もがけ(笑)。
退路を断って、立て。
描き切れませんが、
全ての恩師に感謝します。
ヘロヘロふにゃふにゃだけど、
芯が強いので、
どうにかなります。
6年間、皆に育んでもらったのび太だから(笑)。
先生たちの言わんとすることは、
イヤでも分かっているんだろう。
だから泣いている。(笑)
親は信じて、見守るのみ。
パパ~~、
既卒の予備校代、調べて倒れるなよ~(笑)。