昔はテレビが大好きだった
たくさん笑わせてもらったし
毎日楽しみな番組があった
ちっぽけな世界では
テレビを見なければ情報が得られなかった
今ではテレビが大嫌いになった
見たくもない情報が次から次へと入ってくるから
今ではテレビを見なくても見たくもない情報が流れ込んでくる
とても便利でとても不便な世の中になった
有名人の不倫なんてわたしにはなんの関係もない
でも同じようになんの関係もない人らが
まるで被害者のように
時には説教でもするかのように
大きな声でコメントをする
そんなものはききたくもないのに
きこうとしなくてもその声が届いてくる
芸能人の自殺もわたしには関係のない話だ
それを美味しく思う人らが
なんの確証もないことを
大きな声で言うんだ
自殺した人の家族にまでしつこく取材をする人がいる
それに対して心は無いのかと罵倒する善人
そんな善人たちが現実では自殺のニュースを食い入るように見てるんだ
自分を取り巻くもの
普段使っているもの
そして自分自身が
全て健全で綺麗なモノであると
信じて疑わないのはどうしてなんだろう
わたしはそんな矛盾した人になりたくなくて
自分が矛盾した人間だと認めたくなくて
メディアが嫌いになった
生きていく上でどうしたって嫌いなものが目に入るようになってしまった
いっそ何の情報もないところに逃げられたなら