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思いの坩堝

モノカキになると誓った元単身赴任会社員の文章修行場です!

真に願っていることは
枯れるか腐るかだめになり

どうして望まぬことばかり
ふと気まぐれに浅はかに
蒔いてしまったが運の尽き
あらゆる自分の大切な
あれやこれやを食い尽くす

すくすく伸びるよ
目障りな樹

結句穏当善良な
自分を取り巻く人達も
無闇矢鱈と巻き込んで

台無しにするよ
錯乱の樹

なおもその樹の成長は
とどまるところを知らなくて
剪定も出来ぬ
抑制も効かぬ

どこまで育つか
災厄の樹


見上げるその樹のその先は
雲より高く目に見えず


その樹の前でひらひらと
踊らされた挙句呑み込まれ
自分もいつしかその樹の一部