前回の続きで
手術の話し…

ちょっと長いです(笑)

手術は無事に終わった。

術後乳腺の主治医が容態を見に来てくれて
乳輪乳頭は残せましたよ。
リンパにも転移なく無事に
終わりましたよ。

その日は麻酔が
抜けきってないのか
思っていた以上に痛みもなく
寝る事が出来た。

夜中2時間おきにドップラーという
機械で 血流に異常がないか看護師さんが
確認に来てくれました。

次の日は週1回の教授回診の日
私の乳腺の主治医は教授ではなかったので
教授にも見てもらえるのかと思うと
すごく安心でした。

9:00からの回診が始まり
5〜6人を引き連れ教授が登場グラサン

昨日同時再建が終わった方です。

みたいな紹介をされ教授が診てくれ
うーん
いい感じで大丈夫のようだね

教授御一行が帰った後
今度は形成の主治医が回診に来てくれて
ドップラーをあてて
?、?、?

何だか普通じゃない様子
そのうち他の形成の女医さんも
呼んで2人がかりで
ドップラーの音を確認
明らかに2人の顔つきが
おかしい

そして…
すぐに連絡して!
それまでとりあえず 処置室だ!と

2人のやり取りから
ただならぬ様子なのはわかった

そして形成の主治医から

2つ繋いだ血管の1つが
いい状態ではないようで
リオペ(再手術)になります。
一刻一秒を争う状況です!
何もしない訳にはいかないので
とりあえずオペ室が空くまで
処置室で出来る限りの事を
しておきます!
すぐに処置室に移動です!と
説明をされ

何?何?何?
大変な事が起こっている?

でも、教授は大丈夫って…

もしやこれが2日後くらいに
あるかもしれない壊死?ガーン
最悪の事が頭をよぎった

意識があるまま
ストレッチャーに乗せかえられながら
頭の中では(ほぉこんな感じに手早くやるのか…)と感心

そして処置室へ移動

そこで
究極の選択に迫られたのです。

もう一度今ある血管を繋ぎ直しますが
上手く繋がらなければ最悪
腕の血管から繋がなくてはいけません。
そうなるともう1ヶ所傷つける事に
なりますがいいですか?

え?腕にもキズが?
え?え?でも最悪そうしないと
完全に全摘でおっぱいには会えない

誰にも相談出来ない…
自分で決めるしかない…

なるべく今ある血管で
お願いしますと言い 仕方なく
寝たまま同意書にサイン

そうこうしているうちに
オペ室が空いたとの連絡が

すぐに移動です!と
また慌ただしくなり


ストレッチャーでオペ室へ

その間ドラマのワンシーンみたい
景色が流れるかのような
早い速度でオペ室に到着

昨日のような
名前や生年月日を聞かれる事なく
麻酔が始まった気がします。

そして6時間後
無事に終わりましたよ。
元の血管繋ぐ事ができましたよ。

ありがとうございます。

やったぁ!
腕に傷がない   とひと安心
やっぱり運がよかったウシシ

同室のみんなは
何が起きたのかわからないまま
ゆんけさんが連れて行かれたと
めちゃくちゃ心配してくれてたので
帰った時はすごく喜んでくれました。

まさか
緊急手術になるなんて
予想もしてませんでした。
2日連続全身麻酔で
あちらの世界に行くなんて…