【韓国放送】:SBS 2020年1~2月
【脚本】:カン・ウンギョン 「浪漫ドクター キム・サブ」「家族なのにどうして~ボクらの恋 日記~」
【演出】:ユ・インシク 「浪漫ドクター キム・サブ」、
イ・ギルボク 「バガボンド」
【視聴】:Netflix
【お薦め度】:★★★★★
【観たきっかけ】:3が出ているというので、あわてて2を見た次第。
1は2016年 ユ・ヨソクssiやヤン・セジョンssiがまだ新人でした。
1も良かったけどさらにパワーアップした感じです。
アン・ヒョソプssiは、社内お見合い・
いつかのキミに
で特に好みではなかったのですが、この作品では抜群にいい!
これで、徹子さんの部屋に出れたのかもね。ってくらいはまり役。
財閥息子がどんなにおしゃれで品があってカッコよくても、
今回のように、悩み苦しみ、粘り、努力する人間の尊さにはかなわないわ。
新宿野戦病院か
舞台となるトルダム病院は、今見ている日本ドラマのような
DV、レイプ、心中、やくざの抗争、薬物患者などが登場。
すさまじい人生の縮図のような地域性が特徴的。
木造レトロなトルダム病院は、建物自体にも温かみがあり、
そこで働く職員たちと馴染む。
そこへ送られてきた、若手の医者二人(フェロー)は、
弱点・欠点を持つ問題児。
目が離せないので、見だすと止まらない。
彼らがどうやって成長していくのかが見どころで、
見ていて清々しい。
イ・ソンギョンちゃんも、初々しくいい演技です。
トルダム病院に君臨しているのは、変り者で有名な天才
Drキム・サブ(ハン・ソッキュ)
あたりはぶっきらぼうながら、懐が深く慈愛に満ちた役は
ハン・ソッキュssiしかできないでしょう。
こんな役ができるように歳をとってほしいジュノ君。
【テーマ】:人を育てるということ
医師にとって大切なことは何か?
医者が忙しすぎること
割に合わないことが多い。とか。
問題が山積しているのに放置されているのは現実だろう。
この前も、新聞で韓国の病院がストライキを行っているとあった。
ソウルに医師が集中しがちで、地方に足りない
人口規模に対する医師数が先進国の中で最低レベル、賃金が低い、医師不足、オーバーワーク。過労。
経営が楽な美容外科医ばかり増えている。など。
それに対して、政府が医学部定員を拡大する政策をとったことで、研修医が反対のストライキ。
何故か?賃金が下がるからかと言われている。
私にはわからないけど、とにかくドラマみたいに大変な状況。日本でも同じだと思うけど。
しかし、医者を優先して、ミスを隠蔽したり忖度して医者同士で庇い合うとか
医者の名誉ってなんなのか勘違いしている人たち。
医者と患者の間に隔たりを作ってしまう人たちがいる。
そんな人たちに対抗するのがトルダム病院職員たちです。
患者を最優先に物事を考える。
何より自分の良心に従う。
「諦めた者は言い訳を探し、できると思った者は方法を探す」がモットーの
キム・サブ
さらに
人は信頼し大事にされた分だけ成功し、
認められた分だけ成長する
これこそ、人材育成のポイントですね。
【気になる俳優さん】
さてこのドラマ、今別れの途中です(2021年11月~)
のキャストが5人も出ているの発見。
SBS繋がりですか。
チェ・ヒソの恋人役だったのはパク院長(キム・ジュホンssi)
がんに侵された友だちミスク役がシム教授(パク・ヒョジュssi)
この人椎名林檎に似てて好きだわ。
この麻酔Drさんは過去の経験もあって保身に走るけど、
医師としての信念は持っているので
きっと改心できる気がした。
ソン・ヘギョの元恋人役だったのが、骨が恋人のシン・ドンウクssi
メガネをかけた今回の方が素敵。
【韓ドラあるある】
やくざを助けると恩返しがすごい
※お越しいただきありがとうございました。
※写真などをお借りしました