5/3鶴舞にある

名古屋市公会堂

 
愛知憲法会議主催のつどい
にママ友たちと
行ってきました。

 

講談師 神田香織さん

「はだしのゲン」
孫は読んだと言っているのに。
私はまだ、読んでいないので、感動でした。
講壇を聴きながら、

ありありと浮かぶ映像。

一部だけご紹介。

 

ゲン君は、小学生。

学校の塀にもたれているときに、原爆が落ち、塀のお陰で奇跡的に助かる。

帰宅途中、道行く人は皆、キラキラ青く光り、ズルズルと音を立てている。

爆風で服が焼け、裸の皮膚に硝子がいっぱい刺さり血が流れ、あらゆる皮膚はずり向けて、道路に引きずっているため。

家族は、崩壊した家に埋もれ亡くなり、

2階で洗濯を干していたお母さんだけ、

助かりました。

こんな、悲惨な情景、地獄絵以上です。ネガティブ

ゲン君が生きて見た残酷すぎる貴重な経験を、

世界中に知らしめていくことの

重要性を感じずに

いられません。悲しい

 

そして、講演は、

「人新世の資本論」著者

斉藤公平さん。

 

 

 

この本は、前に読んだので、

伝えたいことは分かります。

テーマは

 

●気候変動により地球が破壊され、

深刻な問題である。

世界で1%の富裕層が排出している

化石燃料2酸化炭素の量は、

66%の人たちと同じ量である。

 

●戦争も気候変動に起因している

水・食料・資源・エネルギーをめぐる紛争が火種となっている。

 

●グローバルサウスとノースの分断

先進国が土地資源を独占し(マイクロスフトなど)、サウスの子どもの奴隷が働いている。(コンゴのコバルト採掘など)

 

●右派は、気候変動で難民がやってくると自分たちの国土を守ろうと言って、弱者の生存権を脅かしている。

 

●当事者ではないけど、

共事者として考えよう

アメリカのコロンビア大学の学生は、

ガザの紛争に関して、

アメリカによるイスラエルの軍事産業へのお金の流れに抗議して

逮捕されるリスクを冒してまで

行動している。

 

●資本主義社会は行き詰っている。

(東京の無駄な神宮開発)

これからは、メンテナンス・修理・ケア・気遣う社会に

 

 

大まかにこんなお話でした。

 

 

連休最後に映画、

第96回アカデミー賞7部門受賞

「オッペンハイマー」

クリストファー・ノーラン監督

 

を観て来ました。

原題は「プロメテウスの火オッペンハウワー」

 

この日、目覚めが悪いままだったせいか?

3時間ずっと眠くて、うつらうつら状態。

さいあくー。😖💦💨

難しそうだったので、直前に予習したものの、

やっぱり細部までは分からなかったわ。ショボーン

ジュノはこれ見たんかい。

 

1942年第二次世界大戦中

アメリカはナチスドイツに対抗し原爆の製造を急ぐ。

(マンハッタン計画)

開発リーダーは物理学者のオッペンハイマー(キリアン・マーフィー)

 

3年後に初の核実験に成功

そして、広島・長崎に落とされる。

 

戦後は、一転して水爆開発に反対し、

ソ連のスパイ容疑で聴聞会にかけられ

赤狩りによって公職追放される。

というストーリー

くすりとも笑える場面なく、眠かったー。

 

1960年に訪日してました。

1963年エンリコ・フェルミ賞を受賞し、

事実上の名誉回復

新聞より引用

 

 

残っているセリフ

「東京大空襲で10万人も死んだのに、

日本は抗議も起きないのか?」

天皇様の為に死ぬことが良いことで、

歯向かったら非国民と呼ばれた時代だものね。

ひどい言論統制だったわ。ムキー

 

科学者として、命じられるままに原子爆弾を造ったオッペンハイマー。

それを使う権利は、大統領トルーマンにあり。

英雄扱いされたと思うと、赤狩りの裁判にかけられ、

苦悩する。

 

言われるように

原爆の現実の映像は必要不可欠でしたよ。

怖さが伝わらない。

アメリカ側がそれを出すのは当然に無理だけど。

 

ネタバレ記事の紹介

 

オッペンハイマーとアインシュタインとの会話内容

2人は、原子爆弾を爆発させた時に、

爆弾によって放出されたエネルギーが大気中の水素原子と融合して

連鎖反応を起こす可能性について話していました。

大気引火現象

これが起きたら、地球は破壊される可能性があった。

これは後にオッペンハイマーが

水爆開発に反対する理由の一つ。

また、この二人ともユダヤ人だったのですね。

 

※お越しいただきありがとうございました。

※写真お借りしました