年末に友だちのお薦めで

見始めたんだけど、

1話はバイオレンス

が苛烈で見ているのが辛い。

挫折しそうになりながら、

ひたすら我慢していたら、

3話で、ホロリ。

やっと本筋がつかめ、

これは、

見始めたらやめられんやつとわかる。 

凄い面白いです。

 

【韓国放送】:2021年12/17~2022年1/28 tvN 全12話

【脚本】:キム・セボン

【演出】:ユ・ソンドン

【視聴】:プライムビデオ

【お薦め度】:★★★★

 

【ネタバレリーはほんのわずかな感想】:

 2~3話あたりから、気付く。

これは、

虐待による多重人格

のお話ね。

そこで、「私が愛したジキルとハイド」や「キルミーヒールミー」を彷彿するが

一番しっくりくるのは、大好きな「大丈夫、愛だ」。

 

リュ・スヨル刑事役の

イ・ドンウク

刑事と言えば小汚いのが定番

こんなホストみたいな美形刑事いるわけないやんね。

(私の好みではない濃い顔だけど)

 

奇想天外なのは、

解離した自分の人格K

とバディを組むという発想。

愛すべき存在になるので、

楽しい。

K役のウィ・ハジュンssi 

のってるね。

 

そこに、加わる純粋無垢なオ・ギョンテ刑事役のエン。

 

 

エンは、「青い太陽赤い月」での、怪しく優しい役が

とても印象的な好感ボーイ。

今回もそのイメージのままで、爽やかな好青年。

 

風変わりなストーリーで、進行がめっちゃ早く、

とんとん拍子。

あれよあれよと、

8話で犯人は捕まる。

えっーまだ半分じゃん。

と思ったら16話じゃなくて、12話だった。

濃厚で厚みがあり、9話からまた別の面白さが。

 

ガスライティング

(初めて聞いた)

で操り洗脳していく

催眠術みたい。

 

強敵にいろいろと引っ掻き回され、スリル満点。

テーマは

自分を信じる力

だと感じた。

 

DVの親は殺してしまえばいいのか?

そうすることで自分は救われるのか?

これは、天童荒太の「家族狩り」と同じ発想だよね。

いなくなれば、他の家族は幸せになる。

そんな短絡的なもの

ではないし、

罪の意識が一生

つきまとうだろうし。

 

チョン・ユノが鍵。

スターの名前持って来ないで。悪役には。

 

【気になる俳優さん】

イ・ヒギョム役の女優ハン・ジウンssiは、

蒼井優ちゃんみたいだ。

 

ヨン社長役のキム・ヒオラssi

が強烈な不気味さを

今回も発揮し

グローリーまんまの狂気じみた歯茎が怖い。

いつまでこの路線でいく?

あまりに上手い。

 

もう一人グローリーでは

いい役の

シン・ジュヒョク役のチョン・ソンイルssi

この人も味と深みがある。

 

 

 

【韓ドラあるある】コリアの語源は高麗(コリョ)だと知った。

 

※お越しいただきありがとうございました。

 

 

※写真などをお借りしました