観たきっかけ
今週チャンソンのファンミに行くため
一つはちゃんとドラマを見ておきたくて。
チャンソンのドラマを通しで見たことがなかったので。
そして、そのドラマのOSTをジュノちゃんが歌っているので（featテギョン）
どうしても聴きたかった。
このドラマはJYP推しドラマなのね。
無料で見る方法
まずは、Amazonプライムで1か月無料で見られるとのことで、登録したんだが
いざ、そのドラマを見ようとすると、さらにエンタメアジアの2週間無料に
登録しないといけないというややこしいことがわかりました。
別枠になっているのですね。とにかく実際の期間は2週間なのです。
【韓国放送】：2013年1/23～3/28 全20話 MBC
【脚本】：チョン・ソンイル（「チュノ」・「映画7級公務員」
【演出】：キム・サンヒョプ（「トンイ」オ・ヒョンジュン（「Dr,JIN」）
【視聴】：Amazonプライムビデオ
【お薦め度】：★★★★
先見の明あり
SDGSの先駆け
１０年前の作品なのに、まったく色あせてない。
低炭素・エコシティ・緑色村とかの構想
持続可能な社会とか、ここ数年の広がりなのにすでに取り入れられているのがすごいなと感心する。
21世紀はウィルスとの闘いというシーンもあり、脚本家さんの予測能力すごいと思う。
7級公務員とは
国家情報院のことなんですね～。
日本ではないよねえ。秘密裏にあるのかなあ。
日本の公務員には、等級は無い。
あるのは国家公務員と地方公務員のみ。
職業が職業だけに、いろんな場所に潜入して操作を行うため、何にでも変身する。
俳優並みに演技力とか必要だし、平気で嘘がつけないといけないし。
敵の目を欺く為にはまずは味方から、ということで
シュリとか二重スパイを思わるスリル。
嘘で固めた人生を送る羽目になるのが、面白さの肝。
4話までは多少退屈だけど、その後は爆笑の連続、
その後は、Don't stop Can't stop状態です。
セリフが洒脱だったり、知的だったりするし、
ストーリーも単純そうでいて入り組んでいて、コメディータッチのノアール風
でひきつけ方も上手い。
めっっちゃ面白かったです。
【気になる俳優さん】
チュオンssiが童顔なので、単純で可愛いいやんちゃな男子ぶり。
スネスネ坊やになれるのも、相手がチェ・ガンヒssiゆえ。
チェ・ガンヒssi
「ボスを守れ」でのコメディアンぶり。好きです。
決して美人とかかわいいじゃないけど
愛らしくて嫌みが無くて好感しかない女優さん。
ちょっと猫背ですね。
声がハスキーでよく通り素敵です。
実はチュオンssiより1０歳も上だったのね。
とても息が合ってたし、ケミ良かったわ。
チャンソンssi
拳銃を奪うとか身構えるとか闘うとかのアクションが
めちゃかっこいい
くっきり二重でありながら切れ長の目が
哀し気で目が語るんですよね。
目力強い
んだけど、声に力がない感じを受けるのは私だけか。
いつも2番手男子とか恋敵男子チャンソンのイメージ。
アン・ネサンssiここでも大活躍。
その妻がどっかで見たよねー。冬ソナのチルソクだよねー。
（歯を矯正してた子よ）
我ながらよく思い出したわ。
【テーマ】
復讐とは
謝罪を求めることか？殺すことか？
祖国を守ることの意味
絶対服従、任務追行、軍人精神が正しいことなのか？
と問いかけてくる。
【ここから少しだけネタバレリーナ感想】：
珠玉のセリフがいっぱい。
祖国のためなら、少数の犠牲はいなめない。多数を救うためだ。と言い放ってしまう局長。
果たしてそうなのか？と疑問を抱きながら職務に励む要員。
自分で考え判断する能力こそが大切なのだが、そこは言わないで、絶対服従を強いる組織。
トップが間違ってたら、どうするんだろう？
自分たちが尽くしている祖国とは、何なのか？
常に葛藤がつきまとう。
愛する人がいるのが祖国。
ならば、愛する人を守ることが祖国を守ることにも繋がる。
局長やウォンソクを過去の復讐のため殺そうとする犯人たち。
国家情報院の過去の過ちは、現在の要員には関係が無いのか。
歴史的な過ちについて
自分の行為でなくても、責任を負うのが歴史である
歴史の責任から自由な人は誰もいない。
これは、とても刺さる言葉だった。そして
復讐は過去の憂さ晴らしではなく、
未来を正す手段であるべき。
原子爆弾のたとえ話なども盛り込まれ、コメディーでありながら、
戦争責任などにも触れているように思えた。
心に残る言葉の数々だった。
局長の罪
しかし、かなりあくどくみえた局長は何のお咎めもなしですか？
心外でしたな。
これが、現実なのかも。
あーいう冷酷な人が出世するんですよ。
関係ない話ですが実際
私の職場の隣の席の男子（少し山田裕貴に似ている）が、2か月の育休を取り、代わりに来た私の一つ年上のアルバイトさんが、とてもチャーミングな方でした。
彼女が以前バイトに行っていたのが、名古屋の入国管理局。
ウィシュマさんの哀しい事件を起こしたところです。
職場の雰囲気はとても冷たく、事件を反省するそぶりなどみじんもなく、
バイトに対する待遇も大変冷徹だったそうです。彼女は手術後の病み上がりのため、
重いものを運ぶ部署を変えてくれるように頼んだけど（いろんな職種があったので）きいてもらえなかった。
そのためもっと上の上司に直々に訴えたところ、にらまれただけだったそうです。
そして、その上司は、どんどん出世してかなり上（空港の長）にいったとのことでした。
世の中そんなものなのでしょうかね。
また、バイトさんたち数十人は、嫌気がさしてみんな一斉にやめたんだそうです。
入管は人権感覚無いのか。怖い。
ジュノの歌「君に向かう道」
軽やかで明るく爽やかな歌声
よんうぉにのるさｰらんへｰ
が頭の中で無限ループ。
※お越しいただきありがとうございました。
※写真などをお借りしました
