【韓国放送】:2016年 TvN

【脚本】:キム・ジウ(「魔王」「サメ」)

【演出】:パク・チャンホン(「魔王」「サメ」

【視聴】:hulu

 

【お薦め度】:★★★★★

最高に素晴らしい

 

【観たきっかけ】:HULUの無料期間中だから

 

苦労して育ち、自分の力で出世したパク・テソク(イ・ソンミン)は

傲慢で欲が強いが、

同時多発的に問題が勃発し、

窮地に陥る。

そこで、自分の人生の間違いに

気づき、

生き直しを図るというドラマ。

病気をきっかけに目が覚めたので、そんなに暗いドラマ

だと敬遠しないで多くの方にどんどん観てほしいですね。

ジュノが出ていたので

見たわけだけど、

このドラマに巡り合えて幸せだと感じました。

 

ジュノは相変わらず、

後頭部が素敵ビックリマークラブ

何だかコメディアンびっくりマークおねがい

深刻なシーンは多いものの、

チョン・ジン(ジュノ)に

場面が切り替わるたびに笑いが投入される。

私は、彼が出るたびに

かっわいいーびっくりマークチュー

と心の中で叫び続けていた。

そして、また似ている 

と思ったのは、

ユースケ・サンタマリアでも、

星野源でもなく、

 

ペンペンびっくりマーク

 

 

 

とってもペンペン顔だと思ってしまった。てへぺろ

(褒めてます。どこが?

信じてもらえないかもしれないけどウインク。)

 

 

 

こんな上質なドラマに出ることで、ジュノの成長にも

つながっているんだろうなと思ったし、

この若くて純粋な弁護士役が素敵すぎて、

「自白」の主役に抜擢されたのではないかと感じました。

 

【感想】

最初は、不眠症で浮かない顔をしていた妻のソ・ヨンジュ(キム・ジス)が、

テソクが病気になり変わっていくことで、本来の愛情をたっぷりと

振りそそげるようになり、逞しくどっしりと構えて

心強い助けになった。

この人の愛情が、

周りにいる人たちに波動していくのがとても心地よい。

人を丁寧に心から愛している接し方は、

見ている方も感化されて温かくなるし、

見習いたいと思わされる。

ジン(ジュノ)とボン・ソンファ(ユン・ソヒ)

の関係も、敏感なことは口に出さないけど

(テソクの病気)

ちゃんと理解しあっているところが心にしっくりと温もり充満。

 

【ネタバレリーナ珠玉のセリフの数々】:

担当弁護士のジンが希望が持てる判決をお願いしますと託したとき

女子学生に裁判官であるナ・ウンソンが復唱するようにかけた言葉。

 

「私は世界で一番大切な存在である

私は、特別に愛される資格がある。

私は世の中に負けない。

私は一人ではない」

今現在、家出して犯罪に巻き込まれそうな未成年たちに、伝えたい言葉だなあ。

てか、自分も泣けそうになるステキなことば。

自分も虐げられてる?

 

次にペントハウス並みの苛めにあっていたけど、

父に救われた息子ジョンウ(ナム・ダルム)が言った言葉

「ショーシャンクの空に」

の映画が好きでその中のセリフ

「いいものはなくならない」

私も、この夏に観て大変感動し、最も印象に残ったセリフだったので、嬉しくて。

この言葉はテソクの支えにもなる。

 

そして、チョン・ジンがテソクにかけた言葉、

「インディアンの言葉で友だちとは何か知ってますか?

僕の悲しみを背負うものですよ。」

共に苦労を背負いましょう。仲間なんだからと、ジンの心強い援護でした。

この仕事仲間関係が未生を彷彿。めっちゃホクホクできた。

 

15話のTv生放送でのテソクの告白は、すべての人を感動させました。

成功と出世だけが生きがいだった自分を恥じ

懺悔し、正そうとする。

憲法第11条国民は法の下に平等である

と高らかに叫び、冤罪の再審査請求のための世論を動かす。

アルツハイマーになったが、

毎日が奇跡であることに気づかされた

と決して悲観的にならない希望を示した。

 

 

また、ナ・ウンソン裁判官が、イ・スンホ(ヨ・フェフョン)にかけた

「ドンウはあなたにとって傷になるのではなく、

あなたの希望になることを望んでいる。」

とても裁判官らしい、更生を促すに心に届く素晴らしい言葉です。

 

最終回の場面、最後に

アルツハイマーになっても今の自分は幸せだ

と言えるパク・テソクが素晴らしい。

 

【テーマ】:

命の重み

今回も財閥や権力者が得をする社会に警鐘を鳴らす

平等がテーマ

誇り高い生き方

希望

 

【韓ドラあるある】

財閥が薬物や殺人。検察・警察が隠蔽

 

1話の内部告発された件、チェ教授の医療過誤も罰せられるよね。

ナジュゲ。

ちゃんと後でって言っていたから。

 

 

お越しいただきありがとうございました。

 

 

※写真などをお借りしました