禁足令を受けている世孫サンの代わりに、

同徳会に出向く至密内人のドクイム。

”世孫の協力者となり、

王に諫言出来る者を探す”という

議題で話し合う。

ドクイムが手を挙げるが、完全に無視される。

いかにこの時代が男社会で

女が下にみられているかが分かる。

もしくは、ホン・ドンロによれば、

「考えるのも不敬な人」を

思い浮かべるから、

無視するしかなかったか?

その割に頼りないばかりの同徳会であった。

サンの賛同を得て、ドクイムは独自で動き出す。

その人は王妃様しかいないと。

 

王妃は、ドクイムに3つのなぞなぞを出す。

サンはものすごい勉強家なので、

何でも知っているという自負心で

その答えを上から目線で得意げに

力を込めてドクイムに教える。

ドクイムが分からなくても

仕方ないと高をくくっている。

しかしながら、王妃と対等にやり合えるドクイムに

初めて名前で呼び、感謝の言葉を述べる。

 

ドギマ  スゴヘッタ      ・・・

 ノン ナエ  サラミニカ

덕임아   수고했다.   ・・・     

  넌   나의 사람이니까.

 

ドギマ、ご苦労だった。・・・

そなたは私のものだから。

 

名前呼ばれたら、距離が近くなった感だし、

嬉しいよね。

私なんか、「名古屋」って

ジュノが口にしただけで、

”私の住んでる地名を呼んでくれた”と小躍りしているのに。

 

ドクイムは自身の考え方でちゃんと答える

ことができ、王妃を唸らせていた。

この場面は最もドクイムの叡智が生かされている。

 

そして、王妃は

自分を不甲斐なくさせるファワン翁主を窘める

方法を見つけたら、

世孫の協力者となることを

約束する。

 

ここでびっくり映像。

 

 

本物の生きたお蚕様びっくりマーク

見るのは、何十年ぶり?

実は、父は次男で長男である本家がお蚕を営んでいて、

毎年7月頃に母が手伝いに行き、

私も其処で一緒に夕食を食べてから

帰ってきた日々があったんです。

多分9歳のころ。テレビでアポロの月着陸が

やっていた気がするので。すんごい昔話。

食事中に、誰かの肩にお蚕がくっついていたりして

私はこんな顔に。

 

 

軟体動物は苦手なので。えーん

 

お蚕様の撮影は、大変だったと思います。

成虫期間が1カ月もなく、

田舎でしか営まれないし、

希少だし。それでも映像化したのは、

それだけ重要なシーンだから。

王妃様の日として祭られる親蚕礼は、

朝鮮の女性は

朝鮮の絹を纏うべきだとする

儀式。

 

悩みぬくドクイムは、友だちとの会話から

答えを見つけ出す。

 

提調尚宮とファワン翁主がこそこそとやってきて、

      血筋や家柄、生まれが最も重要
だという価値観の会話をする。

ドクイムたち宮女はそれを聞いて身震いする。

(韓国は王政を廃止して良かったよね。

日本はいろいろもめているし、

今後もずっともめるでしょう。)

 

そして、親蚕礼では、ドクイムの方法を利用して

みごとにファワン翁主をギャフンと言わせることに成功した

王妃は、約束どおり、

王に交渉する。

 

王族というものは、どんな場面でも非常に

形式的でりっぱなたてまえを述べるように

小さい時から帝王教育をうけている

と時代劇を見るたびに感じていた。

ことばによって、そのように心も後から

ついていくことになるので、それも重要なことなのだろ。

きれいな言葉を使えば、きれいな心になるように。

王妃も、決してファワン翁主を責めるというよりは、

監督不行き届きの私の責任ですと、

言葉の使い方が上手だ。

そして、世孫のことを持ち出し、

あまり長引いてはいけないとなだめる。

 

一国の王ともなれば、威信が重要なので、禁足令など

なかったコトにされて一件落着。

王英祖は、いつかサンが自分を

理解するだろうと言うが、

複雑な表情のサン。

 

宮中にお使いに来たが追い返される

ホン・ドンロの妹を

手助けしたドクイムは、

ここでも、因縁が。

 

そしてドンロとドクイムのこのシーンをみたサン。

御機嫌最悪で、宮女たちが恐れをなすために

薬湯に入って気持ちを静めることになったサン。

嫉妬でいじけた顔が魅力的な

入浴シーン。

 

ここも一日中、お湯に浸かっての撮影で、大変だったんだよね。

ご褒美で食べる予定のチキンとビール

が疲れのために食べられなくなっちゃって、

かわいそうなジュノさんでした。

 

無理やり、湯薬を入れる役目を押し付けられたドクイム。

 

いつの間にか上衣を脱いだ!

目のやり場に困りながらも、ときめきをかくせなーい。

 

 

この薄い上衣を脱いでるシーンは、

最高アップ目ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

首までだけでも色っぽい

 

ドクイムに気づくと慌てて上衣を着る。

着なくていいから。

 

 
 
 
またしても二度目の水没

                 透けた上衣もなまめかしい

 

監督が思い切り近寄って撮った美しい裸体のシーンは

美味しい!!

 

思わせぶりな6話の終了。