さ 

モルリソ ポミョン プルン ポム
遠くから 見れば  青い  春

 

もう十分に歳を重ねた自分は、

青春ものなんて

そうそう見たいとは

思わないのだけど、

見出したら止まらなくなりぐいぐい

引っ張られてしまいました。

経営学科の大学生活を送る

眩しいほどの

若者たちが主人公だが、

緑の春を生きながらも

息も絶え絶えに喘いでいる様に

引き付けられたのかも。

 

【韓国放送】:KBS 2021年6/14~7/20

 

【脚本】:コ・ヨンス

 

【演出】:キム・ジョンヒョン

 

【視聴】:KNTV 全12話 2022年 11/26~

 

【お薦め度】:★★★★

 

【観たきっかけ】:特になく

 

【テーマ】:

みんな誰でもが

心に闇を抱えて

生きているものなのさ。

自分が一人だというのは思い込み

余裕がないせいだよ。

若いってそういうことなのかも

 

【完全にネタバレリーナ感想】:

大学1年のヨ・ジュン

(コッパダンでも切ない演技で魅了したパク・ジフン )

 

 

は、人のご機嫌をとって人気取り

をするさまがとても痛ましい。

 

彼は正反対の生き方をしている

ように見える

ナム・スヒョン先輩

(初めて見ますペ・イニョク  )

 

 

に何故か心惹かれ、嫌われても

嫌われても近寄っていく。

 

女子たちも何だかいろいろ

背負っていて悩み多し。

(このあっさりした書き方。

女優にあまり興味がない)

 

ドラマの中で、先輩と呼ぶ人と同学年

だったりするのが疑問だったけど、

途中で兵役に行っている

とそうなるってことが

わかってきました。

 

私がこのドラマから

目が離せなかったのは、

あまーいジュンとソビン

(カン・ミナ) 

のラブではなく、

ひたすらスヒョン先輩の

地味で

人に左右されず、

サイコと呼ばれるほどに

自分を貫く清貧な生き方が

清々しかったからです。

この子がドラマのキーマン

って感じました。

そして、何故心魅かれるかって、

声が低いのだ!(そこっ?)

 

ジュンとスヒョン先輩の

関係性の変化が

軸となり面白さの

吸引力となっている。

ソビンも加わって

3人のバランスが最高なのだ。

 

ミジュという女子が、スヒョン先輩に

告白するが、彼は

「ジュルス インヌンゴッ オプソ」

(ごめん。あげられるものが無くて)

と言ってお断りする。

ミジュは振られているのに

温かい言葉として受け止める

ことができたのではないかな。

 

そしてジュンが人の顔色を伺って

立ち回る癖の秘密は、

親からの虐待だった。

何故こんなかわいい息子を

虐待するのか?

は理解不能だけど。

権威主義、能力主義の父には

お気に召さなかったのだろう。

 

そんなジュンに

「ひどいことを

言う人は

心がすさんで

いるんだ

それを信じる

必要はない!!

たとえ、親の言葉だろうと。」

 

というスヒョン先輩の言葉は名言だ。

SNSなどで、ひどい言葉を

目にするけれど

発するその人の心がすさんでるんだな。

と思えるよね。

気にする必要ないんだと

声を大にしたいね。

 

大学のパク教授は軽そうでいて

いいサポートをしているのも

気持ちよい。

「心から自分が尊敬できる人に

出会えることは幸せ」

「周りには助けてくれる人はいる。

心を開いて助けを求め

受け入れろ。」

ぎりぎりでしんどい生活の

スヒョンにとって

ありがたい言葉だ。

 

「ブラームスは好きですか」

を彷彿する爽やかな

青春ドラマでした。

 

 

【韓ドラあるある】

虐待

母の逃亡

ひたすら貧しい

 

カン ミナちゃん をみるたびに

 

松下奈緒 さんに

似てると思うのです。

目 口 鼻がはっきりくっきり
としている派手めなお顔立ち。
そんなことないですか?

 

偏狭なブログにおこしいただき

本当にありがとうございました。

 

 

※写真などをお借りしました