ロマンス ヌン ピョルチェク プロク
ロマンス は 別冊 付録
やっと念願のこのドラマ観ることができました。
韓国での放送 tvN 2019
ここで初めて気づいたのですが、tvNはNetflixから出資されているのか、子会社なのか?Netflixは資金が潤沢と聞いたので、そんな気がしてきたのでありんす。
tvNで放送されたものが全て(?)Netflixで観られるようになっている。
しかも今は半年くらいですぐDVD化されるのに、
これらはされる見通しがない(みたいな気がする)。
ロマンスはもうゆうに1年を過ぎているのに。
ロマンスが、スカパー系で放映されるのを待てど暮らせど音沙汰がなかった
ので、Netflixを契約せざるを得なかった。
Netflixはかなり強気だ。
【視聴】 Netflix
【脚本】 チョン・ヒョンジョン(「ロマンスが必要」・「恋愛の発見」)
【演出】 イ・ジョンヒョ(「グッドワイフ」・「魔女の恋愛」・「愛の不時着」)
【お薦め度】 ★★★★
【テーマ】 出版業者を舞台に本を愛する者たちと、本の魅力について
キャリアを絶たれた女性の生き方、生きずらさ
年下男性とのスイートなラブ
【感想】
今や本が売れなくなって久しい。そんな中でも、ひたすら本を愛し、売れる本を作ることに情熱を傾ける出版業界の人たち。
本を作る過程、完成した時の喜び、売れ残って引き取った本の無残な最期、などなど業界の実態を面白く観ることができ、前よりもっと私も本が好きになりました。
そして、改めて本屋をのぞくと、その本の装丁がすごく工夫されてたり、きれいだったり、本を買いたいという気持ちになりました。
本への愛が伝わってくるドラマ
【ネタバレ―ナ感想】
イ・ナヨン演ずるカン・ダニは、結婚後、子どもをみる人がいなくて仕事をやめざる負えなかったという、韓国の働く女性に対する子育て支援の不備がみえます。また、高いスペックを持ちながら、再就職ができないという業界の厳しさも現実なのでしょう。
また、「カン・ダニssi」と呼ばれることに、喜びを感じるところ。
まだまだ古臭い「○○ちゃんオンマ」という呼び方がはびこっていることは、一人の人間として人格を尊重されている気がしないですよね。
髪が茶髪過ぎる気がしますが、離婚したシングルマザーの悲壮感を出すにはちょうどいいのかもしれません。
カン・ダニは、本を愛し、精通しているし、読解力も優れているので、良い本を見分ける力があります。そんな仕事ぶりが頼もしかったです。
最初の業務部の仕事、あれ、今の私の仕事に近いです!印刷機の紙の補充するところ。
有能なダニちゃんにはもったいないです。定年退職した私にぴったり。
現実の子持ちの39歳イ・ナヨンssiには的確な役でした。美しすぎる!
最後に「売れる本を作るのは、売れなくても作るべき本のためだ」と言う
代表の言葉が印象的です。いい本は少数でもずっと作り続けてほしいです。
何故本を作るのか?
『本を通して人生を洞察できるから。
私たちの人生という年輪を刻むのが本なのだ。』
本の素晴らしさを再発見させてくれたのでありんした。
【気になる俳優さん】
キム・ソニョンssi
「応答せよ1988」で初めて見ましたが、なんかすごく控えめな目立たない同情したくなるような未亡人の役で印象的でした。その後、いろんなところで見れて、本質的に個性的なんだと分かりました。今回はパンクな妻。根っからのアジュンマに見えるけどなんと!37歳には驚き。10歳上に見てたわ。イ・ナヨンより若いよ。
※画像お借りしました