最近頭の中で英語の会話を繰り返している。

英語なんて長らく使ってない。最後に話したのはいつだったかも覚えてない。でも日本に住む外国人YouTuberのチャンネルをよく観るようになって私なりにたくさん意見が湧いてきた。どうやら私の脳がその意見を英語で言おうとしているみたい。彼らのほとんどは日本語が流暢で文化にもとても理解があり、発信はほとんど日本語でされてるのに。

 私自身、学生時代の一時期を英語圏の国で過ごした事もあり、同じような経験、同じような気持ちを味わっていることも多く、彼らにはいつも共感してしまう。しかし世の中には色々な外国人がいて、一つだけ私が理解できないことは、「日本人として扱われない」ことへの不満だ。必死で日本語を身に着けて流暢になり、日本文化への理解が深まっていても、見た目でどうしても外国人として見られてしまう…と。これは主に白人に多い現象らしい。

 外国人として英語圏に住んでいた時、私はどうだったかなぁと思い返してみたけど、私は一度たりともアメリカ人やイギリス人になりたい、そう見られたいと思ったことはなかった。アメリカ人と同じくらい流暢に英語話せるようになりたいと思ったことはあるけれど、そこの国の人に見られたいとは思わなかった。むしろちゃんと外国人として認識されるほうが誤解がなくて良いかなと思っていた。

 それにしても、白人の国で人種差別に何度も遭遇した経験のある私からすると、この問題は根深くて、今後何十年、何百年経っても無くならないだろうな…と30年前には思っていた。しかし今や日本は世界中のたくさんの人達に知られ、愛され、尊敬や憧れの対象にまでなっていることに今更ながら驚いてしまう。日本語を駆使し、文化を理解し、日本に移住までするごくごく普通の外国人がこんなにも増えるなんて…!時代も変わったものだなぁとしみじみ思ってしまうのでした。