私が働いているレストランには、コック用の寮がある。
村にあるアパートの屋根裏部屋だ。
玄関は普通の家のようなのだが、中に入ると5,6個の部屋がある。部屋は基本的に開けっ放しだし、相当プライバシーのない空間である。
女子部屋は一つで、そこに私は2人のカナダ人と寝起きしている。
初日に部屋に案内された時・・・唖然とした。
き、汚すぎるだろ、これは!!!
ワインの空瓶が散乱しているだけならまだしも、床にゴミは散らばっているし、服は脱ぎ捨てたまま、場合によっては下着まで脱ぎ捨てたままの形で転がっている。
掃除は一回もした跡がなし。
部屋の汚さには寛容な私だが、いくらなんでもと絶句した。
嫌な予感はしつつもバスルームを覗いてみると。。。予想通り、シャワーにはシャワーカーテンがなく、よってトイレまで水浸し。それをカバーしているつもりなのか、汚れたバスタオルが床に広がっている・・・。
いやー、すごいですよ。これは。いずれどうにかしなくちゃな。
ちなみにこれは女子更衣室の写真。絶句ものです。
そしてそれよりも驚きなのがこのカナダ人。
海外にいると、その国の人種のたくましさ(体格面でも精神面でも)に触れ、「そりゃぁ日本は戦争負けるよねー」と思ってしまう時が多いのだが、今回それを改めて確信した。
さて、ちょっとご紹介しよう。
ジェニファー(イタリア系カナダ人)と、アレクシィ(ウクライナ系カナダ人)。共に花の二十歳。
これからの話は、みなさんが初々しい二十歳だった頃を思い返しながら(男性は、自分が二十歳の時に好きだった人等を思い返しながら)読んでください。長くなるので次の記事にて!