みなさん、ご無沙汰しております!
5月8日から学校の仲間と卒業旅行に出かけておりました。
これから数カ月間のレストラン研修に出る前に皆でバカンスを取ったのです。
最初5人で始まったイタリア縦断の旅、途中で抜けて研修に先に向かうもの、途中から合流するもの等々いる中、20日についに完全解散。
完全に家族と化した仲間と笑いあり、トラブルあり、酒あり、食あり、そして素晴らしい景色ありのバックパック貧乏旅行10日ちょい。
内容が濃すぎてブログにはとても全部書ききれませんが、写真の一部と共に小分けに紹介していこうと思います。
今回の記事は、仲間5人と回ったFirenze→Toscanaの旅。
住み慣れたCostiglioreから電車でFirenzeに向かう。その日はアパート形式の宿に一泊し、皆で料理を作ってゆっくりする予定・・・
が、いきなりトラブル勃発!!
宿への到着時刻が定刻5分後だったために係の人が既に帰宅しており、宿に入れてもらえない・・・。
炎天下のフィレンツェを、重たい荷物を抱えて走り回り、結局別の安宿を手配。
しょっぱなから疲れた・・・。
フィレンツェのDuomoは前にも来たことがあったが、当時の記憶以上に色が鮮やかな気がした。
気を取り直してミケランジェロ広場に夜景を見に行く。ちょうど夕日→夜景の良い時間帯。
それを狙ってか、日本人の団体旅行客の群れがいた。
何故か皆で地面を這いつくばっている。どうしたものかと思ったら、どうやら中の一人がコンタクトレンズを落としてしまったようだ・・・いくらなんでもそれは見つからないだろう・・・。
今まで田舎に生息していたもので、学校の仲間以外の日本人に出くわす機会がほぼなく、久々に見た日本人の姿、インパクトがあった。
翌日はワイン探索隊の旅。レンタカーをして、Montalcino→Montepulciano→Orvieto。
私が特に気に入ったのはモンタルチーノ!!ほんっとに気持ちの良い所だった。
トスカーナのまっ平らな景色をドライブし、知らず知らずの間に山を登ったかと思ったら周囲の村や畑を全て見渡せる、小高いモンタルチーノ村に到着。
お天気も良く、気分は最高であった。「◯◯と煙は・・・」という様に、一目散に皆が向かったのは村をさらに見渡せるお城の城壁の上。皆良い年して「うわぁ、ハンパじゃねぇ」とか頭の悪い感嘆詞を吐きながらひとしきりテンションUPした後、各々の世界でしばし放心していた。
何時間でもボケーとしていられる程気に入った場所であった。やはり、私は「どーん」と広がる自然を眺めるのが一番好きだなぁ。
人の趣向って面白いもので、全員「自分に響くもの」が違うのだ。私は壮大な自然の風景(特に陸かな)、もう一人はとにかく海、もう一人は可愛い町並みなど人が作り出したもの、もう一人は人が作り出したものの中でもお店の内部・・・等々。気づくとそれぞれが自分に響くものの写真ばかり取っている。
ここだったら一年位暮らしてもいいなぁ。
その後、お城の内部に作られたcantinaで試飲とかしちゃったり。
試飲セットみたいなのがあったので、皆でちょっとずつ分ける。一口だけだけど飲んでやったぜSassicaia!!(右からニ番目)
モンタルチーノ村での昼食がまたナイスだった。
brunelloはちょっと高いのでセコンドと一緒にハーフボトルを頼み、、最初はrosso di montalcino。brunelloはもちろんの事、rossoも美味しかったなぁ。
そしてこの一品。「キノコが食べたいなー」とさり気なく頼んだ数百円のAntipasto。
来てみてビックリ。大きなキノコのグリル(日本では見たことない)の上に山ほどのポルチーニ、チーズ、そしてオリーブオイル。何とも味のバランスが取れた、そして豪華な一品でした。Rossoと合う合う♪
モンタルチーノでGrappaまで頂きゆっくりしすぎたため、Montepulciano村には駆け足で寄り、ちょいちょい試飲しつつNobile di Montepulcianoを夜用に買い込み、Orvieto郊外の宿へと車を飛ばす。ゆかの暴走特急が頑張ったので、何とか真っ暗になる前にたどり着く。
翌日は、仲間5人中2人がそれぞれの場所に旅立つ日。午前中オルヴィエートを観光し、フィレンツェに車で戻り、一部解散だ。残り3人はフィレンツェの宿(キッチン付き)で一泊し、ここから南伊攻略の旅に突入する。
Orvietoの、法皇が訪れるDuomoは外観が豪華だった。
この村ももうちょっとゆっくり滞在してみたい場所だったなぁ。
フィレンツェの宿で友人が作ってくれた料理達。美味しすぎました・・・さすがです。友人が働いていた日本のお店は、主に南イタリア料理のお店だったらしく、ピエモンテでは食べられなかったトマト、ナス、アンチョビオイル&パン粉のパスタ、絶品でした!!もちろん全部美味しかったけどねー!!
さてさて、次は南伊3人旅の始まり始まりです。