こんにちは、ゆうです。
AMH0.69の40才![]()
前回1年3ヶ月でAMHが急減した話を書きましたが、
その前例からすると、
0.69という数値も10ヶ月前に調べたものなので、
おそらくさらに減っているんだろうなぁ・・・と思います![]()
まぁ、考えても仕方がないので、
最近はAMHについてすっかり忘れてます。
今日はこの境地に到るまでのあれこれを書こうと思っています。
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体外受精のクリニックに移ってから10ヶ月。
AMHについては折に触れていろいろ調べてきました。
そもそもAMHってなんだろう?とか。
卵子の残数って血液検査なんかで調べられるの?とか。
(日常でも取材癖が抜けないんですよね・・・
)
例えばこのクリニックの説明はこんな感じ。
AMHは前胞状卵胞から分泌され、その測定値が発育卵胞の数を反映します。だから、AMH濃度から、残っている原始卵胞の数を予想することができるわけです。
低AMHで悩んでいる方なら、この辺りはきっと調べてますよね。
つまりAMHは、
卵子が①発育卵胞→②前胞状卵胞→③胞状卵胞→④成熟卵胞と育っていくときの、
②の段階で分泌されるホルモンなんですよね。
そこから逆算して卵子の残数を予測している。
もちろん、
これだけ一般化している測定なので、予測精度は確かなのだと思うけれど、
AMH=卵子の残数をカウントした数字ではないと理解するだけで、
ちょっと冷静というか、余裕になれる自分がいる![]()
こんな感じで、
AMHについて知識を増やすことで、
自分の感情をコントロールしていました。
でも、、、、
心の中をよ〜〜〜く覗くと、小さな不安はあるんですよね。
ふとしたときに「AMH、低いからな」と思う自分がいる。
それで昨年末に漢方薬局に行って来ました。
AMHというか、卵子の質を上げるために、
東洋医学の観点からできることがあるかも、と思ったんです。
行ってみたのは、飯田橋にある富士堂漢方薬局。
そこでAMHにまつわる、おもしろい話を聞かせてもらいました。
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ここを選んだ理由は、
・不妊漢方アドバイザーを肩書きにしている中医師がいること
・HPが丁寧で分かりやすいこと
・そして、「ココ、いいかも!」というライターの直感(笑)![]()
担当医は1時間くらいかけて、
かなり丁寧にカウンセリングをしてくれて、
その中でこんなことをさらりと言ったんです。
「AMHは増やせないことないですから」
ん????
私の頭の中には?がたくさん。
いや、さすがにそれはないだろう、と思いました![]()
AMHは増やせない。
一度減ったら元に戻らない。
それが常識だと思っていたから。
先生が取り出したのはこの資料。
卵巣の中を図式化したもののようです。
原子卵胞の下に毛細血管がありますよね。
原子卵胞は毛細血管から栄養をもらって育っていく。
だから、ここでしっかり栄養を与えると、
より多くの卵胞が消えずに育って、
一次卵胞になるんだそうです。
ふむ。
なるほど。
検索魔だからぼんやりとは理解していたけど、
こうやって絵で理解すると、
「血行をよくするって、こういう意味で大事なんだな〜」と腑に落ちます。
一次卵胞になる卵子が増えれば、
その後、前胞状卵胞になる卵子も増える(はず、確率論的には)
で、前胞状卵胞が増えたら、AMHも増えるってことか・・・。
理論的には無理じゃなさそうだけど、
不妊治療の先生からはそんな話聞いたこともない・・・![]()
先生はすごく優しく、話も明快で、信用に足る方だったんですが、
何事もエビデンスがないと安心できないのがライター(笑)
薬局を出た後、検索魔になりました![]()
すると、いままで知らなかった情報って出てくるもんですね〜。
AMHは誤差が大きい特徴がある とか
出典:木下レディースクリニック
AMHは改善できる とか
出典:大宮デレィスクリニック
調べてみて私の感想は、
子宮や卵子の仕組みって、
結局、まだまだ分からないことだらけなんだろうな〜
ってことでした。
え?そこに着地?という感じかもしれませんが、
なぜかふと、もう調べるのやめよう、という気になったんです![]()
これだけ医療が発達しても、
原因不明不妊があるくらいですし。
調べれば素人でも納得できると思っていたのがバカだった。
自分が仕事で原稿にしている領域とは、
本質的に違うのだとようやく気づきました。
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漢方薬局では1回分の処方をしていただき、
結局その後は通えていないのですが、
私としては“行ってよかった”と思っています。
アラフォー妊活の私は
「やっときゃよかった!」を減らすことが大事だと思っているんです。
迷ったらやってみる。
お金も時間もかかるけど、
後から後悔するよりはマシ。
だって、マジで時間ないから!
焦り過ぎないのも大事だけど!
みたいな感じです。
ちなみに旦那さんには細かくは相談しないタイプです。
(このことも、いずれ書きたいです)
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漢方の先生に会ったことで、
低AMHであることについて悩まなくなりました。
先生によって言うことも違うし、
もう考えても仕方ないな!みたいな境地ですね(笑)
でも、この感覚って、
他人のブログを読んだり、
検索魔になったり、
妊活エッセイを読み漁ったりしただけじゃ、
自分の中にストンと落ちてこないんですよね。
私がライターだからかもしれませんが、
自分の心が納得するまで、
調べたり、話を聞いたり、行動したり、してみる。
その過程でぐるぐる思考するのが欠かせないみたいです。
半年以上かかったけど、
私は低AMHの不安からは逃れられたような気がしています〜![]()
ゆう

