こんにちは、アメリカ大四年のユニです!

 

今回は、“一年間の交換留学(高校)でどのくらい話せるようになる?”という疑問について、僕の経験をもとに話してみようと思います。

 

結論から言うと、高校での留学は一番英語が伸ばせると思います!

 

地域にもよりますが、日本人が少ないところに行けば、もうやるしかないからです。家族も友達もいない、日本語は一切通じない場所。そんな場所に高校生がひとり行く。そして、自分の精神力を頼りに一年間やり切る。

高校留学って、そんな感じです。メンタルが弱いから、とかシャイなんだよね、とか言ってる暇はありません。始めたら終えるまで、もう自力で頑張るしかないんです。僕の感覚では、大学留学に1,2年行った人よりも、高校で一年間やり切ってきた人の方が英語話せる人多いと思います。理由はきっと様々ですが、

 

1,英語力がない(主に発音)状態から一気に新しい環境の中で変化させられる(まだ耳が若いのがデカい!) 

2,高校なら、周りの大人(先生含め)かなり面倒見てもらえる(部活も楽しめる!)

3,コミュニティが小さいので、人と関わらない日がない(友達の家族、教会の人たちなど)

 

これらの要素が大きいと思います。

 

つまり、いま中高生で留学考えてる人!チャンスだ!!もし迷ってるなら、挑戦すべきだよ!Go for it!

 

 

お金、部活、友達、留年、受験。高校留学を渋る理由はいくらでもあります。でも、もし英語を話せるようになりたかったら高校留学は最強です!大学での一年留学とは全然違うよウインク

 

人それぞれ意見はあると思いますが、ここからは、なぜ僕がここまで言い切るか、実際の経験とともに話していきたいと思います。長いけど、読んでみてね!

 

 

 

 

2017年8月から2018年の6月まで、僕はアメリカはモンタナ州、ダービー(Darby, Montana)という小さな町で1年間の交換留学をしました。ダービーはとても小さな町(ほぼ村不安)で、学校全体では100人未満の生徒しかおらず、僕が唯一のアジア人でした。白人100%のこの小さなコミュニティでの生活は、東京出身の僕にとって新鮮で多くの気づきを与えてくれるものでした。

 

僕の留学前の英語力

中学時代から英語は得意で、学校のテストでは常に上位にランクインしていました。(河合塾模試とかではだいたい偏差値60-65くらいありました凝視)文法や単語には自信があり、これは留学中かなり役立ったかな、と思います。しかし、実際のネイティブとの会話経験はほとんどなく、留学前のコミュニケーション能力は0。

学校での英語の成績は群を抜いていたので、当時はある程度自信を持っていたと思います。が、その自信は行きの飛行機で早くも打ち砕かれました…

 

留学の始まり

 

まず、行きの飛行機がすごく不安だったのを覚えています。親と別れて保安所を通過するとき、初めて、”ひとりだ”、と気づきました。英語で言うとall aloneって感じです。ゲートまでがまず心細い。機内でも、アナウンスは一切わからない、スクリーンに表示されている言葉の意味も分からない、周りに話せる人がいない。今思えば、よく頑張ったんだな、と思います。アメリカに辿り着くだけでも。笑

入国審査も全然ダメでした。サムライイングリッシュすぎて、うまく伝わらず、審査のおじさんに怪訝な顔をされたのを覚えてます。(アメリカ初だぞ、優しくしろプンプン)とりあえず、頑張って乗り継いでモンタナ州まで向かいました。

モンタナ州の冬は寒い。

 

留学中

 

学校初日、町で唯一のアジア人なので、かなり注目を浴びました。ただ、アメリカの一般の高校では交換留学生を迎えるのは毎年のことなので、”ほう、こいつがnew face(新入り)か”って感じでした。僕には二人、JordanとDonavonというお世話係が付き、学校を案内してくれました。彼らの言うこと、全然わかりませんでした。yeah yeah!って反応するのが会話の七割みたいな感じです。でも、正直最初の三か月とかは大体そんなもんです!耐えるべし!

 

留学中は友達を作ることに本当に苦労しましたが、得意だったスポーツを通じてコミュニケーションの機会を増やしました。クロスカントリー、バスケ、テニス部に参加し、特にバスケでは未経験ながらもアメリカ人たちと切磋琢磨しました。留学先で得意なスポーツができたら、マジで強いです。特にバスケ部、バレー部の諸君!輝くチャンスだ昇天 上手ければ認められる風潮は、やはり日本より強いです。僕はへたっぴでしたが、これから留学する人、日本人の評価を上げてください!!

 

アメリカの高校で部活やってる人は想像の通りキラキラしてる方たちなので、そこに入れたら絶対楽しいです。でも、スポーツやってない人、不得意な人も安心してください。アメリカ人たちも、みんなが皆ずば抜けてはいません。PE(体育)とかのクラス取るだけで普通に楽しいです!

 

僕は23番でした。得点なし。。不安

 

話が逸れましたが、家では、Siriを使って発音練習をしたり、ホストブラザーと会話をしたりと、積極的に言語練習に励みました。僕はホストファミリーのお宅に泊まっていましたが、正直ホストファミリーとは早い段階から関係最悪でした。でも、これは話すと長いので、また今度の機会に魂が抜ける

週末はホストペアレンツと教会に行きました。みんなで歌を歌うのですが、僕はキリスト教徒ではないので歌詞を聞き取ったりその意味を考えてたりしました。(無駄な時間は一秒もない!)教会で配られるドーナツ、うまかったな。

 

ちょっとでもクラスメートと話せるように、単語一つ一つ、R,L,Th,Vの音をしっかり練習しました。聞き取ってもらえなかったら、もう一度です。僕は直接、RとLが同じだねって言われたので、徹底的に口に出す練習をひたすらしました。

Home Coming Day, Sports Day,Model UN(州の高校生たちがみんな集まって国際連合の模擬をするイベント)など、学校のイベントにも参加して必死に、充実を感じながら生きていました。あと、スラングは重要なパートです。"Sup" から始めましょう。 あと、感覚的には女の子が結構仲良くしてくれた感じがありました。話しかけてくれたり、隣に座ってくれたり、友達になるきっかけを作ってくれてた感じがします。

 

最初はみんなが何を言っているか全然わからなくても、半年ちょっとくらいから耳が慣れてくると思います。僕は半年で簡単な文を構成して、短い会話ができるぐらいになりました。まだクラスメイトの会話には全然入れないけど、かなり成長を感じられました。ここまできたら継続です。単語、発音、スラング。

日々の生活で心がけたのは、毎日誰か新しい人と会話すること。できなかったら放課後残って先生とお話しました。帰って日本のTouTubeを見てたら伸びません、頑張って英語のコンテンツか英語についての動画を見ましょう!(バイリンガールのちかさんとか、Mayuさんとか、Kevin's English Roomとかがおススメです!)Netflixで好きな映画やショーを見るのもいいと思います。(僕はStranger Thingsが一番好きです飛び出すハート

あと、恋愛も?(I'm not gunna talk bout it here tho lol)

 

具体的にどのくらい話せるようになった?

やっぱり、”英語が話せるようになった”とは言っても人それぞれ考え方も感じ方も違うと思うので、具体的な数値で示しておきます。留学を終えて、最初に受けたTOEFLの点数は65点でした。まあ、TOEFLは慣れとか会場ガチャみたいなところはあるのでアレですが、65点はまあまあかな?早稲田の国際教養にAOで入るなら80以上必要なので、もうちょっと出来たらよかったかな~
高3の6月に帰国して半年ほどTOEFLゼミナールに通った結果、最後受けたときは77点くらいでした、TOEFLムズカシィ。
でも、東京の高校に戻ってセンター試験の模試を受けたら、5回中4回は90%超えてたので、そこは周りに自慢してました。笑
 
とまあ、感じです。何か英語の勉強法や、留学について質問あったらコメントください!
 
それでは、またお会いしましょう!Adiós!