■  謎は深まるばかり...

 
 
 
《これまでのお話》
 
《前回の記事》
 
◆ 正体を知りたい
 
 
静寂の暗闇に鳴り響く
下駄と、かしわ手の恐怖の旋律...
 
なんと女性はそのまま
暗闇へといきなり走り去ったのだ。
 
 
 
 
女性は霊などではない。
 
間違いなく生きている人間だ。
 
 
*前回のブログを読んだ方の中には
『何がどうなったの?』『どういうことか理解できません』などのコメントが
たくさん寄せられました。
 
意味がわからないですよね。
私もいまだに謎だらけです...
 
 
 
 
〜なぜこんなにも
女性に恐怖を感じるのか・・・?
 
 
 
それはやはり、異常行動が
エスカレートしていったからにほかならない。
 
 
 
時間は必ず、毎晩19時30分...
 
 
 
 
パンッ!パンッ!パンッ!
 
 
 
窓から見下ろすと、
街灯の下にはやはり女性がいて
手を叩き合わせている。
 
 
 
時間・服装・動き・行動ルート...
 
 
女性には一定の決まりがあるように見えた。
 
 
 
 
『また始まったね...』
 
『毎日毎日、なにしてるんだろうな。』
 
 
 
夫は仕事が遅くなった帰りに
たまたま女性を見かけた時には、
 
やはり手を叩きながら
早足で町中を歩いていたらしい。
 
 
謎が深まる...
 
いや、正確には怖すぎて何者なのか
正体を知りたいという気持ちが強かった。
 
 
 
近所にも、不可解な女性の噂は
どんどん広まっていった。
 
 
昼間はほとんど外に出ないのに
ほぼ毎日19時30分になると
奇怪な行動を始めるのだから、
噂になるのは当然だろう。
 
 
 
ある日の午後。
 
女性は珍しく玄関の前を
掃き掃除していたらしく、
 
長男が自転車で目の前を通りすぎた瞬間に、
ちり取りのゴミを
かけられそうになったことがあった。
 
(反射的に方向転換してゴミはかからなかった)
 
 
 
この女性はとにかく
『人』が嫌いなようだった。
 
 
 
さらには、たまたま開いていた
女性の物置小屋の中が見えてしまい
 
得体の知れない黒いゴミ袋からはみ出た
日本人形のような小さな頭
息が止まりそうになったことがある...
 
 
 
さらに、またある日の夜。
 
 
私は習い事が終わった長男を乗せて
車を運転していた時のこと。
 
 
アパート近くを
女性が足早に歩いているのが見えた。
 
 
アパートへの道を入り
車を停めようとした瞬間....
 
 
 
・・・ゥオオオオオオッ!!
 
 
 
女性がいきなり、大きく口を開けながら
ものすごい早さで車の真ん前へ向かって
突進してきたのである 。
 
 
 
『ぎゃぁあああああっ!!!』
 
 
長男は恐怖で叫び
私は慌てて急ブレーキを踏んだ。
 
 
その瞬間女性は
驚くほどの早さで右に飛び、
運転席側からギョロッ
私を覗きこんできたのだ...
 
 
 
『ヒッ....!!!』
 
 
私は暗闇に立ち尽くす女性を
振り切るように慌てて再度車を走らせ、
アパートをあとにした。
 
 
 
そのまま車を降りたら
何が起きるかわからない...
 
そんな恐怖にかられたからだ。
 
 
 
そもそもなぜ車より先に
アパートに着いていたのか?
 
 
どう考えても車の私より先に
アパートに着くことは不可能なのに...
 
 
 
バックミラーを見ると
女性は微笑みがら足踏みをしていた。
 
 
 
私は女性に目をつけられているかもしれない。
 
そう恐怖を感じた瞬間だった。
 
 
 
 
怖い....とにかく怖い....
 
早くここから出たい!!
 
 
 
 
あなたは何かが変だとは思わないだろうか?
 
過去の体験とのシンクロが多いことを...
 
 
〜つづく〜
 

 

 

 

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