少し前になりますが落ち着きのない息子に

「うるさい!ガイジ!」と言った同級生がいます。

ガイジは害児と書き、迷惑を掛ける人間を指すネット発祥のスラングです。

辞書にもないその言葉を、彼はどこで覚えたのでしょうか。


最近気になるスラングに

「池沼(ちしょうと読む。あえてイケヌマと発音することも)」があります。

池沼は知的障害を略して知障の当て字です。

『ちしょう』や『いけぬま』をGoogleの日本語入力で変換すると

(^q^) ←このような顔文字が出ることに驚きます。

この顔文字は

(^q^)あうあうあー

と知的障害の子供がヨダレを垂れ、あるいは舌を出し「あうあう」と

言葉にならない発音をするさまを表しています。

相手が障害を持っていなくてもバカにする時に使用されることもあります。


日本では思想や表現の自由が保障されていますが

差別用語を嫌う人は多く、自然と自主規制されていたはずなのですが

ネットを利用する人間のモラルの低下か、匿名性を利用した本音なのか

発音を変えただけの差別用語は頻回に目につくようになりました。

最近はそういったネット用語を現実世界で使う人も少なくありません。

上に書いたガイジについても、恐らく彼の家庭内では

自然にやり取りされている言葉なのだろうと思います。


私が子供の頃、両親の会話に「ここはアレ」と言いながら

指を折って合図することがあったのを思い出します。

両親は被差別部落の話をしていたのだと後で分かりましたが

子供は親の何気無い会話を意外と聞いていて、覚えているのだ、気をつけなければ。

そんな事を考えさせられる出来事でした。